NEWS: クリテオがIPO申請、1億9,000万ドルを調達へ

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パフォーマンス型ディスプレイ広告を提供する仏クリテオ社は9月18日、新規株式公開(IPO)のための申請書類を米証券取引委員会(SEC) に提出したことを同社の公式Twitterで発表した。これにより、同社は市場から1億9,000ドル(約190億円)を調達する見込み。

Bloombergのレポートによると、2005年にフランス、パリで創業されたクリテオ社の企業価値は20億ドル(約2,000億円)。同社は昨年米ソフトバンク・キャピタルから約30億円(3,000万ユーロ)の資金を調達し、ビジネスのグローバル化を推進した。今回のIPOによる資金調達では、R&Dや営業・マーケティングといった一般業務の強化を実施する予定だと言われている。

仏クリテオ社は海外ビジネスの売上は2010年に総売上の56.7%であったのに対し、2011年は70.9%、2012年は81.9%、2013年は85.7%と堅調に伸ばしている。

同社の2012年の純利益は130万ドル(約1.3億円)と前年比78%減となったが、売上高は3億5370万ドル(約353億7,000万)と前年比89%増と順調な成長が続いている。

デジタル広告業界では今年、米国のDSP (Demand Side Platform)のRocket Fuel社、先週のTwitter社とIPO申請が続き、市場の活性化が期待されている。

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。