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今春にはYahoo!プレミアムDSPが導入予定の米国アドベリフィケーション大手Integral Ad Scienceが動画広告を強化

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米国からアドベリフィケーションツール大手Integral Ad Scienceの動画広告領域での事業拡大に関するニュースがいくつか届いた。

 

Integral Ad Scienceは3月9日、動画広告向け効果測定ツールベンダーInnovidと共同で、両者ツールの機能統合を発表した。

 

 

Innovidは広告主向けに動画広告のテレビ、PC、モバイルなどマルチディバイス配信に対応したキャンペーン管理ツールを提供している。両社の機能統合により、Innovidを利用する広告主は、Integral Ad Scienceのソリューションである動画広告のビューアビリティーの管理や広告に関する不正の防止、ブランド保護など、クオリティーコントロールが可能となる。

 

Integral Ad Scienceは、広告プラットフォームやパブリッシャー向けに動画コンテンツ・広告に特化したベリフィケーションや、コンテンツターゲティングなどのインテリジェンスを提供するVeenomeを買収したことを3月4日に公表している。

 

正社員10名から成るVeenomeのチームは、Integral Ad Science傘下に入り事業部門として業務を継続する予定であると伝えられている。

 

Integral Ad Scienceは、日本においては今年の春Yahoo!プレミアムDSPへの導入が予定されている。

 

 

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。