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セプテーニがスマホアプリ向け広告AppLovinの販売を開始

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セプテーニは5月7日、AppLovin Corporationが提供するスマートフォンアプリ向けのマーケティングプラットフォームAppLovinの販売開始を公表した。

セプテーニはこれまでにも同サービスを活用した海外向けプロモーションサポートの実績があるが、今後は日本国内向け配信サービスとしても提供する。

 

2012年に設立した米国サンフランシスコを拠点とするAppLovin Corporationが提供するAppLovinは、アプリの新規ユーザーの獲得のみならず、既存ユーザーのアプリ利用を促進するリエンゲージメントに強みを持つサービスとして知られている。

AppLovinでは、アプリストアにユーザーを誘導し、インストールを促進する広告のほかに、既に広告主のアプリをインストール済のユーザーに対しては、アプリ内の特定ページに誘導することができる、ディープリンクの手法が可能。

 

ROIベースでの最適化配信に強みを持ち、300億以上にのぼる広告リクエストと広告主からのリアルタイムデータを使い、1か月で10億人以上のスマートフォンユーザーに広告配信を行っている。

 

現在北米地域、アジア太平洋地域を中心にグローバルで売上が急速に拡大しており、2015年の年商は2億ドル以上に達すると見込まれている。

同社は欧州市場でもその存在感を高めており、2014年10月にはドイツのモバイルアドネットワークMoboqoを買収、初の海外拠点を設立している。

 

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。