×

先週のアドテクシーン:アイレップがアプリマーケティング事業強化、ジーニー約10億円の資金調達

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

DACの「DialogOne」、LINEやFacebookの対話型AI機能を強化

DACのメッセージ配信システムのDialogOneは、Automagi社の人口知能AMYを利用してSNSでの対話型AI機能を強化させる。

サイバーエージェント、動画広告クリエイティブ制作における キャスティングサービス「Tré Cast」を提供開始

サイバーエージェントは、動画広告クリエイティブ制作におけるキャスティングサービスを開始した。モデルやユーチューバー、芸能人など幅広くキャスティングを行うことが可能になるという。

マイクロアドの「MicroAd BLADE」、スマホ向けリエンゲージメント広告機能 「BLADE APP ReEngage」の提供開始

マイクロアドは、CyberZのスマホアプリ分析ツールのF.O.Xと連携し、アプリのリエンゲージメントを目的とした広告機能の提供を開始した。

【サービス連携・業務提携】

GMO NIKKO、「GMO MARS Powered by LINE ビジネスコネクト」とプライベートDMP「GMO MARS DMP」を連携

GMOアドパートナーズの子会社であるGMO NIKKOは、同社が提供するLINEを利用したメッセージングサービスと同社のプライベートDMPの連携を行ったことを発表した。

ユナイテッドのDSP「Bypass」、サイバーエージェントのインフィード広告特化型SSP「CA ProFit-X」と接続開始

ユナイテッドのDSP「Bypass」は、サイバーエージェントのインフィード広告特化型SSP「CA ProFit-X」と接続開始し、RTBでの取引を開始したことを発表した。

CCI、ソリューションサービス 「BEYOND X」と「Yahoo! DMP」の連携を発表

CCIの自社ソリューションである「BEYOND X」と、Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo! DMP」との連携により、BEYOND Xにて収集管理するターゲティングデータでY!JapanのDSP等でターゲティング配信可能となる。

アイレップ、アプリマーケティング事業強化

アイレップは、自社アプリも多く手掛けるオートクチュールと業務提携し、アプリマーケティング事業を強化する。
これにより新規獲得からリテンション施策までワンストップで提供可能となる。

オプト、自然言語処理技術によるAI活用を促進する Jetrunテクノロジと業務提携

オプトは、自然言語処理を活用したAI活用を得意とするJetrunテクノロジと提携し、同社のLINEなどと連携しているチャットボットツールTSUNAGARUをさらに強化することを発表した。

アイモバイル、「i-mobile」とサイジニアの「アイレコ」と連携

アイモバイルとサイジニアのパーソナライズドレコメンド広告配信サービス「アイレコ」は連携を発表した。

【資本提携・買収】

ジーニー、Fenox VCやBRVらより約10億円の資金調達を実施

SSPやDMPを提供しているジーニーは、Fenox VC,BRV,みずほキャピタル,アンカー・アドバイザーズから約10億円の資金調達を発表した。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。