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先週のグローバルアドテクシーン:AppLovin、15億ドルで売却交渉か?

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

AppLovin、15億ドルで売却交渉か?複数の米ニュースサイト報じる

日本でも事業を拡大しているアプリアドネットワーク大手のAppLovinに関して、中国企業と15億ドルでの売却交渉の噂を、複数の米ニュースサイトが報じている。(MediaPost

Twitter 動画広告ビジネスの拡大に向け、レベニューシェアプログラムを改定

Twitterは、動画広告のレベニューシェアプログラムAmplify Publisher Programを改定、一部のパブリッシャーのみならず、個人のクリエイターとの間でレベニューシェアをすることを可能にするとのこと。クリエイターは、自身がTwitterに投稿した動画コンテンツ内で広告を流すと、広告収入の70%を得られるという内容。Wall Street Journal他海外サイトが報じている。(Wall Street Journal

The Trade Desk、元eBay EnterpriseのCMOのKirschner氏を新CMOとして採用

DSP事業者のThe Trade Deskは、元eBay EnterpriseのCMOでマーケティング業界のベテランであるKirschner氏を新CMOとして採用した。
同社はボードメンバーを始め採用を一層強化している。

AppFlierとTencent、アプリマーケッター向けアトリビューション計測機能提供で提携

グローバルでアプリ効果計測のSDKを提供しているAppFlierは、中国Tencentとの提携によりTencentが提供するWeChatなどのアプリインストールキャンペーンの効果測定が可能となったことを公表した。

Flipboard、Rubicon Projectを利用しPrivate Marketplace(PMP)を開始

Flipboardは、Rubicon Projectを利用しPrivate Marketplace(PMP)を開始したことを発表した。
Flipboardの在庫をPMPを通じて購入可能となる。

Publyfe、アフィリエイトの競合他社分析ツールをリリース

Publyfeは、ディスプレイ・ネイティブのアフィリエイト広告に関する最新の競合他社分析ツールをリリースした。
どのようなバナー、ネットワークなどを使っているか調査ができる。

MediaMath、マーケティング教育機関「New Marketing Institute (NMI)」にアドバイザリーボードを設置

MediaMathは、次世代のデジタルマーケティングの教育機関「New Marketing Institute (NMI)」にアドバイザリーボードを設置しより高度な知識を学べる体制を強化した。

WPP系のデジタルエージェンシーEssence、新たにインドオフィスを開設

WPP系のGroupM傘下のデジタルエージェンシーEssence、新たにインドオフィスを開設した。
これでAPAC地域では5つ目のオフィスとなる。

ネイティブ広告プラットフォームのADYOULIKE、新しいブランドロゴを発表

ネイティブ広告プラットフォームのADYOULIKEはブランドロゴの刷新を発表した。2011年、2012年にも変更をしており3回目となる。今回から大文字表記となった。

電通、米国独立系トレーディングデスク「アコーダント・メディア社」を買収

電通は、米国独立系トレーディングデスク「アコーダント・メディア社」を買収し海外本社の子会社とした。
アコーダントは2010年に設立され社員数70名を誇る米国では知名度の高いトレーディングデスクとなる。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。