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先週のグローバルアドテクシーン:アドアジアホールディングス、インドネシア及びベトナムに現地法人を設立

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

Brightcove、Salesforceとの連携を開始

Brightcoveが提供する動画管理ツールBrightcove Video Connectは、Salesforceと連携をし、動画への反応と売上の相関関係の分析などを向上させる。

TubeMogul、新たに2名のチーフエンジニアを採用

TubeMogulは、新たに2名のチーフエンジニアを採用した。
Cull氏はデータシステムのVP、Kothari氏は最適化技術のVPをそれぞれ任されることになる。

DoubleVerify、元SizmekのWoolway氏をビジネス開発のSVPとして採用

マーケティングツール等を提供するDoubleVerifyは、元SizmekのVPであったWoolway氏をビジネス開発のSVPとして採用した。

分析ツールを提供するMetamarkets、1425万ドルを調達

プログラマティック広告向けの分析ツールを提供するMetamarketsは、Wellington Financial LPなどのリードで1425万ドルを調達しこれからの成長への資金源とする。

Tinderなどのモバイルマーケティングを手がけるLeanplum、シリーズCで2,900万ドルを調達

Tinderなどのモバイルマーケティングを手がけるLeanplumは、Canaan PartnersがリードしたシリーズCで2,900万ドルを調達した。

アドアジアホールディングス、インドネシア及びベトナムに現地法人を設立

アドアジアホールディングスは、インドネシア及びベトナムに現地法人を設立した。
同社は2017年中に、各国にて50名以上の人員体制を目指している。

SpotXとBlightLine、コネクテッドテレビで共同事業

ビデオインベントリーマネジメントプラットフォームのSpotXと、コネクテッドテレビ向けのアドサーバーを提供するBlightLineが共同でコネクテッドテレビ買い付けのオートメーション化を進めるために共同で事業を進めていくことを公表した。

IAB、ダイナミックコンテンツ広告のガイドライン策定に向けてパブリックコメントの募集を開始

IABは、ダイナミックコンテンツ広告のガイドライン策定に向けてパブリックコメントの募集を開始した。
オーディエンスデータに応じたあらゆる環境においてダイナミックに変化するプログラマティックな広告クリエイティブ全般に当てはまるガイドラインの策定を目指す。

Alibaba、モバイル広告市場シェアを中国、グローバルで拡大

eMarketerによると、Alibabaは今年、グローバルデジタル広告市場ではシェアが昨年の5%から今年4.6%とへと減少するが、モバイル広告市場では昨年の8.7%から今年10.9%へと増加するとのことだ。
中国国内でのモバイル広告シェアは、今年39.7%を見込んでいる。

WPPグループのMindshare、新たに2名のディレクターを採用

WPPグループのメディアエージェンシーのMindshareは、それぞれ15年以上の業界経験を持つ2名のディレクターを新たに採用したことを発表した。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。