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先週のアドテクシーン:Fringe81、東証マザース上場へ

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

ソネット・メディア・ネットワークスのDSP「Logicad」、インフィード広告枠の配信を本格対応へ

ソネット・メディア・ネットワークスのDSP「Logicad」は、ダイナミッククリエイティブも含めた形でインフィード広告枠の配信を本格対応し、3つのSSPに向けて配信可能と
した。

マルケト、無料でマーケターの教育とトレーニングプログラムを開始

MAツールベンダーのマルケトは、オンライン上でのマーケター向け教育・トレーニングプログラムを無料で開始した。
米国のマイクロ大学サービスのGreenFig Universityと提携をして実施する。日本向けも年内までに対応予定とのこと。

GMOアドマーケティングのコンテンツレコメンドウィジェット「TAXEL byGMO」 、「読了率計測&ヒートマップ分析機能」を提供開始

GMOインターネットグループでアドテク事業を担っているGMOアドマーケティングのコンテンツレコメンドウィジェット「TAXEL byGMO」は 、新たに「読了率計測&ヒートマップ分析機能」を無料で提供開始した。

ぴあ、国内最大級のライブ・エンタテインメント/レジャーのプライベートDMP「PIA DMP」本格提供開始

ぴあは、1700万人のぴあ会員データを元に、国内最大級のライブ・エンタテインメント/レジャーの プライベート DMP「PIA DMP」の提供を開始した。(PDFアイコンPDF)
ライブやイベントなどのコト消費をトリガーにターゲティングが可能である点など特徴が多数ある。

Criteo、ヘッダー入札ソリューション「Criteo Direct Bidder」をリリース

Criteoは、同社が抱える15,000もの広告主の案件と直接媒体社が取引できるヘッダー入札ソリューション「Criteo Direct Bidder」をリリースした。
既に250の媒体社が専攻して導入しているとのこと。

フィードフォース、広告代理店向けフィード広告参入支援プログラム「Datafeed Bootcamp」の第一期参加企業を募集開始

フィードフォースは、広告代理店向けフィード広告参入支援プログラム「Datafeed Bootcamp」の第一期参加企業を募集開始した。
データフィードの取扱いを始めようとする代理店が対象で、参加企業には無償でデータフィードツールを提供し、最初の実績作りを支援する。

アドウェイズ、動画クリエイティブ大量生成ツール「Dobel」の提供を開始

アドウェイズは、多種多様なクリエイティブを短期間で制作可能な動画クリエイティブ大量生成ツール「Dobel」の提供を開始した。

コマースリンクのDFOがCriteoの新仕様「Criteo Performance Product Feed」に対応

コマースリンクのDFOは、Criteoの新仕様に完全対応した。
これによりユーザーは新仕様のフォーマットに則った商品データを用意する必要がなくなり、開発や運用コストの削減が狙える。

集英社、ファッション誌を中心にインフルエンサーマーケティング事業を開始

集英社は、業務提携を行ったレモネード株式会社が新たに開発したインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「INFLUENCER ONE」を利用しファッション誌の人気モデルを活用したインフルエンサーマーケティング事業を開始した。

【資金調達・上場】

Fringe81、東証マザース上場へ

digitaliceなどのアドテクを提供するFringe81は、マザースに上場承認されたことを発表した。
2017年6月27日に上場をする。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。