×

先週のアドテクシーン:CyberZの「F.O.X」、TV視聴データと連携しテレビとアプリ間におけるユーザー行動を元にした効果計測が可能に

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

オプト、動画PRサービス「VideoPR BLAST」をリリース

オプトは、記者会見やリアルイベントなどを撮影し即時編集した短尺動画コンテンツを、最短即日で広告配信まで可能とするサービス「VideoPR BLAST」の提供を開始した。

LINEの「LINE Ads Platform」、 新たなオプションメニュー「First View」の提供

「LINE Ads Platform」における「LINE」のタイムラインの広告掲載領域の最上部限定で広告を表示することができる「First View」の提供を開始した。

CyberZの「F.O.X」、TV視聴データと連携しテレビとアプリ間におけるユーザー行動を元にした効果計測が可能に

CyberZの「F.O.X」は、TV番組やCMを視聴したユーザーがどの流入経路からアプリをインストールしたかTV番組やCMを視聴したユーザーがアプリ内でどのようなアクションを行っているかなどを計測可能した。

サイバーエージェントの「Ameba」、「C CHANNEL」と共同でスマホ向け動画広告商品を提供

今回の提携により、両社のノウハウを活用して、キャスティング・オリジナル動画コンテンツの制作・ターゲットユーザーへの効率的な配信・レポーティングまでをワンストップで提供を行う。

インティメート・マージャー、アウトブレイン ジャパン社へオーディエンスデータの提供を開始

インティメート・マージャーとアウトブレインは、昨年4月から提携をしているが、デモグラフィックデータ、興味関心、CRMデータなども連携を開始しセグメント作成の幅を広げることができた。

ビデオリサーチインタラクティブ、スマホ広告のプランニングツール「Mobile Reach MAX」提供を開始

ビデオリサーチインタラクティブは、スマートフォンでのリーチ(累積到達率)獲得が最大となるよう、アプリと Webサイトの組み合わせを順序づけし可視化したプランニングツール「Mobile Reach MAX」の提供を開始した。

スイッチ・メディア・ラボ、テレビ視聴分析サービスSMART「オリジナル集計区分 自由編集機能」提供開始

160項目以上のテレビ視聴パネルの属性情報をもとに、SMART画面上で、分析したい集計区分を自由に編集・カスタマイズできる「オリジナル集計区分 自由編集機能」を提供開始した。

【サービス連携・業務提携】

LINE、「LINE LIVE」上の運用型広告「LIVE Video Ads」の提供に向けユナイテッドと販売・運用パートナー契約を締結

LINEは、「LINE LIVE」上のインストリーム型の運用型広告である「LIVE Video Ads」の提供に向けユナイテッドと販売・運用パートナー契約を締結した。
9月下旬からの提供開始に向けて準備をしている。

【新会社・新組織】

サイバーエージェント、広告クリエイティブの自動生成を研究する専門組織「AIクリエイティブセンター」を設立

サイバーエージェントは、広告クリエイティブの自動生成を研究する専門組織「AIクリエイティブセンター」を設立した。第一弾として検索連動型広告のTD(タイトル&ディスクリプション)の大量生成から入稿・差し変え・レポートまでを一貫して行うサービス「QSクリエイター」の提供を開始した。

トランスコスモス、コミュニケーション領域に特化したAI研究所「Communication Science Lab」を設立

トランスコスモスは、コミュニケーション領域に特化した機械学習などの先端技術の研究所として「Communication Science Lab」を設立した。ニューヨーク大学の関根聡研究准教授を技術顧問に迎えた。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。