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先週のアドテクシーン:ATS(Ad Trading Summit)Tokyo 2017、10/3(火)ウェスティンホテル東京にて開催

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【イベント】

ExchangeWire社が主催するATS(Ad Trading Summit)Tokyo 2017が10/3(火)、ウェスティンホテル東京にて開催される。
今年の見どころは、広告取引の透明性に関してのデマンドとサプライ側からの徹底的な議論や、クロスデバイス、プログラマティックビデオ、データドリブンな企業の組織作りなど。

【新サービス・新機能】

博報堂DYメディアパートナーズ、テレビCM効果を最大化するソリューション「Atma」を開発

博報堂DYメディアパートナーズは、100万台規模のテレビ実視聴ログデータとWeb閲覧等のオンラインアクチュアルデータを連携し、テレビCM効果を最大化する新ソリューション「Atma」を開発し「生活者データ・マネジメントプラットフォーム」の大幅アップデートを実施した。

サイバーエージェントの「iXamDrive」、Facebook広告の「Dynamic Creative」機能において新たに動画フォーマット及びカルーセルフォーマットに対応

サイバーエージェントの広告運用プラットフォーム「iXamDrive」は、Facebook広告の「Dynamic Creative」機能において、新たに動画フォーマット及びカルーセルフォーマットに対応した。
この機能の配信テストでは、コンバージョン単価が71.5%に低減した。

ユナイテッドのモバイル動画広告プラットフォーム「VidSpot」、ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」上の運用型広告「LIVE Video Ads」の広告配信を開始

ユナイテッドのモバイル動画広告プラットフォーム「VidSpot」は、ライブ動画配信プラットフォーム「LINE LIVE」上のインストリーム型の運用型動画広告「LIVE Video Ads」の広告配信を開始した。

オールアバウト、ネイティブアドネットワーク 「All Aboutプライムアド」を開始

オールアバウトは、インフィード型のネイティブアドネットワーク「All Aboutプライムアド」を提供開始する。
またインテグラル・アド・サイエンス・ジャパンのツールを使用し効果測定の信憑性も保証する。

サイバーエージェント、位置情報でスマホに電子チラシを配布する「スマホdeチラシ!」を提供開始

サイバーエージェントは、チラシを読まない若年層をターゲットに位置情報を活用した行動分析ターゲティングツール「AIR TRACK」において、流通、小売、不動産など、店舗を保有する企業向けに、スマホへ電子チラシを配信する「スマホdeチラシ!」の提供を開始した。

スイッチ・メディア・ラボ、実際の行動ログからテレビCM×WEB広告の効果分析を行う 「クロスメディアトラッキング 」提供開始

スイッチ・メディア・ラボは、同社のテレビ視聴パネルのうち、テレビ視聴ログおよびCookie情報によるWEB行動ログが取得できている関東エリア約2,000人が調査対象として効果分析が可能な「クロスメディアトラッキング」を
提供開始した。

アイモバイル、広告自動最適化機能アップデート「クリエイティブ自動最適化」機能を提供開始

アイモバイルは、掲載枠毎に入稿クリエイティブが自動で最適化される「クリエイティブ最適化」機能を開発し提供を開始した。

ソネット・メディア・ネットワークスの「Logicad」、ロックオンの「アドエビス」と連携した広告配信を開始

ソネット・メディア・ネットワークスの「Logicad」は、ロックオンの「アドエビス」と連携した広告配信を開始した。
行動からユーザーを絞り込んだ精度の高い配信による効率的な集客を目指す。

【新会社・新組織】

GMO NIKKO、クリエイティブ×テクノロジーの専門組織「次世代アドクリエイティブラボ」を発足

GMO NIKKOは、AIなどを利用したクリエイティブ研究機関「次世代アドクリエイティブラボ」を発足させた。また研究・開発サービスの第一弾として、広告クリエイティブを自動生成する「GMO MARS Design Cloud」を提供開始した。

【資金調達】

アドアジアホールディングス、Gunosyとウェブクルー創業者渡辺久統氏より第三者割当増資を実施

アドアジアホールディングスは、Gunosyとウェブクルー創業者渡辺久統氏より総額約2.8億円を調達した。
グノシーのAIマッチングシステムやアドテクノロジー分野で協業を強める。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。