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NEWS: プラットフォーム・ワンのSSP「YIELDONE®」、米MediaMathのDSP「TerminalOne」とRTB取引を開始

(ライター:岡 徳之

株式会社プラットフォーム・ワンは、自ら提供するサプライサイドプラットフォーム(以下、SSP)『YIELDONE®』と、米MediaMath社がグローバルに展開しているデマンドサイドプラットフォーム(以下、DSP)『TerminalOne』とをインテグレーションし、RTB(リアルタイムビッディング)取引を開始したと発表した。

 

プラットフォーム・ワンが提供する『YIELDONE®』は、媒体社向けのオンライン広告取引プラットフォームとして、広告在庫販売の自動化、DSP/アドネットワークによる広告掲出のリアルタイム最適化、掲載可否の一括管理システム、一元化された収益管理レポート等の機能をワンストップで提供するSSPサービス。媒体社の収益を向上させつつ、運用負担を軽減できるイールド管理システムとしての特許を有している。(※)

一方、MediaMathが提供している『TerminalOne』は、世界中の大手広告代理店や1,000社以上のブランド広告主が利用しているグローバルなメディアバイイングプラットフォームであり、ディスプレイ、ビデオ、モバイル、ソーシャルメディアなどへの広告配信が可能なDSPサービス。

 

この『YIELDONE®』と『TerminalOne』とのRTB取引開始によって、プラットフォーム・ワンの顧客である媒体社は、MediaMathが取り扱う多数のブランド広告主へインベントリーを提供することができ、広告取引の機会増加と単価向上が期待されるという。

 

MediaMath Co-Founder & SVP のGreg Williams氏は次のようにコメントしている。

 

「今回、プラットフォーム・ワンとパートナーシップを組めたことにとても興奮しています。『YIELDONE®』との連携により、MediaMathが本来持っている最適化機能やデータ分析等を組み合わせて活用することで、我々は顧客に対してよりよいパフォーマンスと圧倒的スケールを持ったプレミアムインベントリーを提供できると確信しております。MediaMathはこのパートナーシップを機にASEAN地域における事業展開に注力してまいります。

 

(※)参照:媒体社向け SSP『YIELDONE®(イールド・ワン)』に関する特許を取得(http://www.platform-one.co.jp/information/20120921/

 

■ 関連リンク

プレスリリース

http://www.platform-one.co.jp/information/20130424/

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。