マイクロアドが国内動画広告市場に本格参入、動画専用アドネットワーク、BLADE VIDEOをリリース

高い成長を背景に事業者参入が続く動画広告市場に、また有力事業者が本格参入の名乗りを挙げた。

 

 

 

国内最大手のDSP MicroAd BLADEを運営するマイクロアドが、国内動画広告市場向けに動画広告プロダクト BLADE VIDEOをリリースした。

 

マルチディバイスに対応したプレミアムメディアに配信する動画アドネットワークとのことだ。配信先は、マイクロアドが保有するSSPを経由して行う。

同社はアドネットワークとして打ち出しをしているが、RTB配信にも対応しているとのことであり、戦略的にアドネットワークの形態をとる。

 

BLADE VIDEOサービス責任者の西山氏によると、「対応するフォーマットは、当初はインバナー、インフィードからはじまり、ヘッダーオーバーレイやフッターオーバーレイなど多彩なフォーマットに拡張していく予定」とのことだ。

 

BLADE VIDEOは、同社が持つ独自のインベントリーの配信面に対して4億ユニークブラウザーの属性データや提携先の各種データを使用したターゲティング配信が出来ることをユニークポイントとして訴求している。

 

そして、動画配信の技術面については、動画配信ソリューションを持つソニックムーブとの資本業務提携により、共同で開発を進めていくとのことだ。なお、BLADE VIDEOには同社のリッチ広告ソリューションGUILEが採用されている。

 

マイクロアドはまたこのプロダクトに関連して、優良なプレミアムメディアに配信したい広告主、優良な広告主の配信を受け付けたいメディア、不要な情報を閲覧したくないユーザーの三方を繋げるため「BLADE VIDEO STUDIO」を設立、広告主とメディアとのベストマッチングを元にメディア特性に合わせた広告制作の一元提供を目指すとしている。

 

前出の西山氏によると、今後の展開として、PMP(プライベート・マーケットプレイス)については「積極的に導入していく予定で進めている。」とのことだ。

 

BLADE VIDEOはすでにAPAC地域で半年ほど前から先行販売を開始しており、10月までの累計売上は3億円、広告主は約100社にのぼる。国内では今後2016年3月までに広告主300社への導入を目指す。

 

 

 

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野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。