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NEWS: OpenX、東京オフィスを開設、代表取締役にNick Kovac氏

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アドテクノロジーを提供する米OpenX Technologies, Inc.は9月19日、東京オフィスを開設することを発表した。代表取締役には、ソフトウエア分野における大手海外企業の日本市場におけるビジネス開発を多く手がけてきたNick Kovac氏が就任する。

OpenXは2010年8月より電通子会社のサイバー・コミュニケーションズとアドエクスチェンジの独占的パートナーシップを締結、広告リクエストは開始当初より600%と急成長を遂げてきた。今年に入ってからは、モバイルとタブレット向けのサポートを開始し、8月にサイバーウィングとモバイル広告向けプライベート・アドエクスチェンジを発表、2012年後半に開始予定など、積極的なビジネスを展開している。

日本のインターネット広告費は世界で3番目の規模であり、多くの海外企業がこの急成長市場に関心を寄せている。OpenXは東京オフィスを開設することにより、リアルタイムビッティング(RTB)のプラットフォームである「OpenX Market Japan」をはじめ、当社が提供する媒体社向けのアドテクノロジーの導入支援を強化していくという。

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。