「リーダーにカリスマ性はいらない」ほか <アドテク書評|杉原剛さん>

ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦 「4+1の力」で価値を生み出す知と実践
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アドテク業界の第一線で活躍する方々は、どんな本を読み、ビジネスに必要な知見の基盤を築く努力をしているのか。アドテク業界の若い世代や、これからアドテクに関わるマーケターの方々に、この業界とうまく付き合って行くためのヒントを本シリーズを通してお届けします。

 

第一回目は、アタラ合同会社の杉原剛さんです。

 

 

 

 

 

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杉原 剛すぎはら ごう
アタラ合同会社 代表取締役CEO
KDD(現KDDI)、インテルを経験した後、オーバーチュア、グーグルの2大検索エンジンの広告事業に携わる。現在、アタラ合同会社代表取締役CEO。Web APIを活用した自動化や効率化システムを開発。著書に「リスティング広告 プロの思考回路」(アスキー・メディアワークス)、「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」(インプレスジャパン)、「ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで」(翔泳社)がある。
アタラ合同会社 http://www.atara.co.jp/

 

 

 

 

 

バイブル本

「ポジショニング戦略」アル・ライズ、ジャック・トラウト「ポジショニング戦略」アル・ライズ、ジャック・トラウト
20代半ば、インテルという会社で働いていた頃、初めてマーケティング業務に触れました。当時、同社の上層部のメンバーが毎四半期、手持ちの知識、ノウハウ、経験を社内の部下たちに講義してくれました。その際アメリカ人上司がポジショニングの講義をしてくれ、この本を全員に配布してくれました。恥ずかしながら、それまでマーケティングを体系的に学んだことがなく目から鱗でした。あの時の上司に感謝しています。それからというもの、ポジショニングを考えずに仕事をすることはないと言っても過言ではないかもしれません。業界におけるお客様の立ち位置、自社と競合の立ち位置、社内における自分の社立ち位置などは意外と見えていないことも多い。この本から、情報化社会におけるコミュニケーションの難しさ、また自分や周りを俯瞰的に見つめることの意義を教わりました。世界中のマーケティング入門者へのバイブルになっている本なのでご存知の方も多いと思いますが、推薦させていただきました。

 

 

 

 

最近読んだ本

リーダーにカリスマ性はいらない「リーダーにカリスマ性はいらない」赤井誠
日本HPのLinuxビジネスでの成功体験をベースに、リーダーのあり方に関して書かれています。とても読みやすい構成で、図解も理解促進に役立ちました。

 

 

 

 

 

ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦 「4+1の力」で価値を生み出す知と実践「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦
-「4+1の力」で価値を生み出す知と実践」
大元隆志

ここ数年の個人的なテーマがITとマーケティングのコンバージェンスなのですが、この本は今のところその状況を一番よく解説していると思います。

 

 

 

 

(編集:三橋ゆか里)

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ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。