先週のアドテクシーン:AdStirが月間250億アドインプレッションを突破 、DSP「Sphere」に位置情報連動型広告が登場

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

 

マーベリック、DSP「Sphere」に位置情報連動型広告配信機能を実装

マーベリックは、従来の位置情報取得方法とは異なる新たな位置情報取得方法による広告配信機能を開発し、実装準備完了後、5月にDMP搭載型DSP「Sphere(スフィア)」に実装することを発表した。同社では、地域特性を活かした配信を求める広告主のニーズの高まりに応えるために、独自の位置情報取得方法を開発し、配信機能として実装する。方法の詳細が気になるところである。

 

DAC、媒体社向け新統合プラットフォーム「FlexOne」を提供開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、RTB/プログラマティック領域で協業関係にあるIPONWEB Holdings Limitedに出資することで提携関係を強化し、より広範なサービス開発ならびに研究開発を共同ですすめていくことに合意したことを発表した。この資本提携を皮切りに、DACは媒体社の広告ビジネスの成長に貢献する統合プラットフォーム「FlexOne」の提供を開始する。具体的には、純広告とRTBの統合管理、さらにはそれをダッシュボードで一元管理するというもの。サービスは順次公開される。

 

Kauli、Criteoの「デジタルパフォーマンス広告」をPC・スマホで配信開始

Kauliは、ディスプレイ広告を配信するSSP「Kauli」と、Criteoの配信プラットフォームとの接続を強化し、Criteoが提供する「デジタルパフォーマンス広告」をPCとスマートフォンに対して配信を開始したことを発表した。Criteo の提供するデジタルパフォーマンス広告は、消費者・ユーザ一人ひとりの興味や関心と関連性の高いパーソナライズされた広告をリアルタイムで自動的に生成し、タイムリーに配信することができるリターゲティング・レコメンデーション広告。リターゲターは高CPMで入札することも多く、高い収益性が見込める。

 

Bypass、レコメンド式クリエイティブリターゲティングなどサービスを拡張

ユナイテッドは、DSP「Bypass」において自社で独自に開発したレコメンドエンジンを活用して、「ダイナミックリターゲティング」および「オーディエンス拡張」のサービス提供を開始する。また、モバイルアプリ向けにアプリ内の特定のコンテンツに誘導することが出来るディープリンクの対応を開始、さらにリターゲティングの機能拡張もリリース予定だという。

 

AdStir、月間250億アドインプレッションを突破

ユナイテッドは、SSP「AdStir」が2014年4月に月間250億アドインプレッションを突破したことを発表した。1月時点で200億だった月間インプレッションは3ヶ月後の4月に125%の250億インプレッションを突破。さらに、国内外8つものDSPから入札を受けることが可能となっている。国内モバイル特化DSPとしては最大規模となる。

 

クリエイターズマッチ、クリエイティブに特化したユーザーテストを開始

クリエイターズマッチは、クリエイティブに特化したユーザーテストを行うことで、数値からは見えなかった課題を抽出・発見することを可能にするサービス「ADTest」の提供を開始した。ADTestは昨年11月に「クリエイティブアンケート」として提供を始めたが、顧客企業のリクエストに応え、バナーだけでなくLPや動画広告に対応。さらに同社が提供する「ADFlow Banner Pool」にテストの実績を保管・共有できる機能を開発、同時にリリースした。

(編集: 三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。