先週のアドテクシーン: FreakOutが東京証券取引所マザーズ市場へ上場、Criteoの広告が世界で9億2,000万、日本では88%にリーチ

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(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。


 

 

 

FreakOut、東京証券取引所マザーズ市場へ上場

DMPやDSPを代理店、広告主へ提供するFreakOutがついに上場を果たした。上場先は東京証券取引所マザーズ市場、上場日は6月24日を予定している。同社は、日本のこの市場では独立ベンチャーとして最も勢いがある一社である。ホームページもリニューアルされ、今後の動きにさらに注目が高まる。

 

マリンソフトウェア、世界初のGoogle RLSAサポートを発表

マリンソフトウェアは、同社プラットフォームにおいて、Google AdWordsの「検索広告用リマーケティングリスト(RLSA)」をサポートすることを発表した。GoogleのAPIパートナーとして、AdWordsのRLSA機能をサポートするのは同社が世界初。広告主が消費者をターゲティングするための新しいツールを提供する。

 

「Bypass」と「Sizmek MDX」連携でHTML5の入稿が可能に

ユナイテッドは、提供するDSP「Bypass」が、サイズミック・テクノロジーズの提供するデジタルキャンペーン管理プラットフォーム「Sizmek MDX」との接続を完了したことを発表した。この連携により、モバイルでも、動画などのリッチな表現が可能となるHTML5バナーの入稿が可能になる。

 

Tポイントのビッグデータを活用した動画広告配信サービスが開始

オプト、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のジョイントベンチャーであるPlatform IDは、同社が提供するDSP「Xrost DSP」において、CCCが展開するTポイントのビッグデータをもとに、会員属性データを活用した動画広告配信サービスの提供を開始する。Platform IDの成り立ち上、当然の連携ではあるが、巨大なTポイントデータを利用できる利点は大きいと思われる。

 

サイバー、業界初 成果報酬課金型DSPを開始

サイバーエージェントは、アドテクノロジー商品の開発・提供を行うアドテクスタジオにおいて、DSPとしては業界初となる、スマートフォンに特化した成果報酬課金型DSP「Smalgo(スマルゴ)」の提供を開始すると発表した。インプレッション課金での学習期間を終えた後、成果報酬課金で広告配信ができる点が最大の特徴。旧オウルデータであるRightSegment(ライトセグメント)とも連携するという。

 

「AppliPromotion」で視認性の高い新広告フォーマットが開始

サイバーエージェントのアドテクスタジオは、AMoAdが提供するスマートフォン向けクロスプロモーションネットワーク「AppliPromotion」において、新広告フォーマット「プリロールアド」を提供する。AppliPromotionは、スマートフォンメディア同士による広告枠の交換により、無料プロモーションを可能にするクロスプロモーションネットワーク。従来のウォール型広告に加えて、ウォール型広告への導線のタップによって紹介広告が全面表示されるプリロール型も導入した。高い視認性と誤タップ防止が狙える。

 

Criteoの広告、世界で9億2,000万・日本では88%にリーチ

Criteoは、調査会社comScoreと共同で、リーチに関する調査結果を発表した。それによると、Criteoの広告は、一ヶ月間で全世界9億2,000万を超えるユニークユーザにリーチしているという。また、国別でみると日本のカバー率は最高の88%に到達。ヤフー・ジャパンとの連携が大きく貢献していると考えられる。

(編集:三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。