先週のアドテクシーン:CAのDSPが月間1,000億インプを突破、アイレップが「Fiksu」を通じてツイッターアプリプロモ広告を取扱開始

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

アイレップがツイッターアプリプロモ広告
アイレップは、ツイッターが提供するアプリインストール向け広告「Mobile App Promotion」の取り扱いを開始した。また、これに伴い、効果計測とAds APIの2つの機能を統合管理した運用が可能になったと発表した。運用はアイレップが国内での独占的サービス提供権を取得するスマートフォン向けアプリプロモーションプラットフォーム「Fiksu」を通じて行われる。これにより、ツイッター単体の出稿では実現できなかったインストール数の計測等が可能となる。

 

「Ad Generation」と「デクワス.DSP」が接続
medibaが提供する媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」は、京セラコミュニケーションシステムが運営するDSP「デクワス.DSP」と連携し、RTBによる広告取引を開始した。アドジェネを導入した媒体社は、デクワス.DSPを通じてより多彩な広告を配信でき、収益機会の拡大が見込めるという。国内プレイヤー同士の接続もまだまだ活発である。

 

CAのDSPが月間1,000億インプレッションを突破
サイバーエージェントは、アドテクノロジー分野におけるサービス開発を行うアドテクスタジオが提供するスマートフォンに特化したDSP「Smalgo」および「GameLogic」において、アドネットワーク・SSP 11社と接続し、スマートフォンにおける広告配信可能在庫が国内最大級の月間1,000億インプレッションとなったと発表した。どちらもリリースされて間もないDSPであるが、同社のスピード感が見て取れる。

 

「Yahoo!プレミアムDSP」とSSP「Fluct」が接続
adingoは、同社が提供するSSP「Fluct」とYahoo! JAPAN(ヤフー)が提供するDSP「Yahoo!プレミアムDSP」との連携を完了した。これによりFluctと提携するメディアは、広告1表示(1インプレッション)ごとにより最適化された広告配信ができるため、広告収益のさらなる拡大を図ることができる。Yahooとしては、同社が抱える在庫にととまらず幅広く配信することでユーザの拡大を図る狙いがあるものと思われる。

 

「HOME’S」がプライベートDMP「smarticA!DMP」を採用
ALBERTは、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストに、独自開発のプライベート・データマネジメントプラットフォーム「smarticA!DMP」の提供を開始したと発表。HOME’Sで蓄積した膨大なユーザーのオーディエンスデータと不動産会社の顧客データ、オーディエンスデータを統合し、不動産会社だけでは構築できない精緻なプライベートDMP「NabiSTAR」のサービス提供を目指す。

(編集:三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。