先週のアドテクシーン:ソフトバンクとシナラ、統合マーケティングツール 「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」を提供開始



広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【トップニュース】

ソフトバンクとシナラ、統合マーケティングツール 「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」を提供開始

ソフトバンクと、位置情報を活用したマーケティング・プラットフォーム事業を展開するシナラシステムズジャパンは、オンラインとオフラインを横断して顧客の行動を可視化し分析できる統合マーケティングツール「REAL AUDIENCE MARKETING SUITE™」を、今年9月1日から提供開始する。

「リアル来客分析サービス」の提供にあたり、ソフトバンクとシナラは、日産自動車と協力し、2017年8月から実証実験を実施しており、日産がショッピングモールで展開するブランド体験型店舗から周辺の自動車販売店舗への来店を可視化し、来店率や商圏の分析手法を確立した。

【アンケートご協力お願い】

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ネット広告市場の見通しに関するアンケート調査2018年Q2

★アンケートのご回答はこちらから

■調査対象となる方:
インターネット広告ビジネスに関わっている、広告主、広告会社(代理店・メディアレップ・トレーディングデスク)・アドテクベンダー・媒体社に所属されている方。

■設問数:全10問(3分~4分程度)

■ご回答いただいた方には:
後日調査結果レポートをお送りさせていただきます。

【新サービス・新機能】

サイバーエージェント、広告主向けにBIダッシュボードを提供

サイバーエージェントは広告主がインターネット広告の全メディア配信データを統合して可視化できるビジネスインテリジェンスツール「CA Dashboard(シーエーダッシュボード)」を開発し、β版の提供を開始した。

Zucks Ad Network、ユーザー体験型広告フォーマット「Knarry(キャナリー)」の提供開始

VOYAGE GROUPのZucksは、スマートフォン向けアドネットワーク「Zucks Ad Network」でユーザ体験型の広告フォーマット「Knarry(キャナリー)」の提供を開始した。
広告閲覧者が自らの興味関心に合わせて、画像を左右にスワイプすることが可能だ。
図1

出典:同社プレスリリース

サイバーエージェント、「ツイート数連動型広告」の提供を開始

サイバーエージェントは、Twitter上のツイート数に連動してTwitterの運用型広告のクリエイティブが最適化されるサービス「ツイート数連動型広告」の提供を開始した。
Twitter運用型広告を活用した企業のプロモーションにおいて、特定のキーワードが含まれるツイート数と位置情報とを掛け合わせて、タイムライン上のユーザツイート数に応じて広告クリエイティブを出し分けて配信を行う。
図2

出典:同社プレスリリース

CmerTV、新しいスマホ向け動画広告フォーマットの提供を開始

CMerTVは次世代型動画CMフォーマットとして「Perfect View™ラインダンス」のサービスを開始した。
同一広告枠内においてCMを無制限に格納可能で、ユーザーがインタラクティブにCMを「送る/戻る」などを選択出来る機能が大きな特徴となる。
図3

出典:同社プレスリリース

「Shirofune(シロフネ)」、ディスプレイ広告の出稿・運用管理の新機能を追加

Shirofuneは、クラウド広告運用ツール「Shirofune」のディスプレイ広告の新規出稿・運用管理機能において、従来のリターゲティング広告機能に加え、年齢や性別、行動や関心などから自動でターゲットを選定し、広告を配信する機能を拡充した。
利用者は配信したい属性を連想するキーワードやURLを「Shirofune」上で入力するだけで、独自アルゴリズムが自動的に最適なカテゴリの選定やリスト作成、広告配信設定までを一括で行なう。

ソネット・メディア・ネットワークス、旧式ブラウザーを介した広告に対して、自動で配信を制御

ソネット・メディア・ネットワークスは、旧式ブラウザーを介した広告に対して、自動的・効率的に抑制する技術を開発した。
ランディングページへのリンクが付けられた広告に対して、表示可能な広告掲載サイトへのアクセスがブラウザーから行われた際、ブラウザーの種類およびバージョンを判別し、その判別の結果を利用して、広告掲載サイトへの広告の配信の可否を決定する。
図4

出典:同社プレスリリース

ログリー、ユーザーの興味を分類・可視化する技術に関して特許を取得

ログリーは、広告配信システムにおいてユーザーの興味を分析し、興味に基づいてユーザーを分類、可視化する技術を開発し、特許を取得した。
この技術ではWebサイトを訪問したユーザーの行動履歴からWebページのコンテンツを解析、ユーザーとコンテンツ内のキーワードを結びつけていく。その際、キーワードの出現頻度などにより興味の度合いを推定、ユーザーごとの興味を分類。広告配信などへの応用が可能となる。
図5

出典:同社プレスリリース

【資金調達】

MediaMath、2億2500万ドルの資金調達を実施

DSPグローバル大手MediaMathは、Searchlight Capital Partners, LPより新たに2億2500万ドルの資金調達を実施した。
DSPやDMPによる事業拡大への投資を進めていく模様だ。

【調査】

博報堂DYグループ、スマートフォンユーザー情報行動調査2018」を公表

博報堂DYメディアメディアパートナーズのメディア環境研究所、博報堂の買物研究所、およびD.A.コンソーシアムホールディングスの広告技術研究室は、「スマートフォン」について、メディア環境×買物×技術の3視点で共同研究をすすめ、スマートフォンユーザーを対象にした「スマートフォンユーザー情報行動調査2018」を公表した。
その所有率が79.4%に達するユーザーのスマートフォン上での情報収集行動について、
15~69歳のスマートフォン保有者3300人に対し、日頃のメディア接触や情報収集行動、買い物行動について聴取した。

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ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。