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インターネット広告事業は2,693億円、前年比5%増-サイバーエージェント20年度9月期通期決算-

 

サイバーエージェントは7月22日、2020年9月期の決算発表を行った。

コロナ禍で迎えた同社2020年度の全体売上は、4,785億円 で前年比5.5%増。営業利益に至っては、338億で前年比9.9%増と、ほぼ二桁の成長。

 

 

メディア事業は、「ABEMA」のPayPerView等が寄与し、売上は570億円で前年比22.6%増。営業損失は182億円。ゲーム事業は新規タイトルが寄与して増収増益を達成、売上は1,558億円で2.4%増。営業利益は303億円で、前年比16.5%増となった。

 

出典:同社IR資料

 

インターネット広告事業は、新型コロナの影響で業界全体が大きな影響を受ける中2,693億円で、前年比5%増となった。営業利益は210.7億円で前年比7.3%増。

同社代表取締役社長 藤田晋氏は、「今年は特別な年で特にインターネット広告事業においてコロナを受けたが、期初に立てた目標を達成した。」と述べた。

「今年は売上が1Q、2Qと高い水準で推移して、かなり伸びそうだという手ごたえがあった。コロナの影響があった3Q、4Qは前年同水準でなんとか踏みとどまった。」(藤田氏)と、同事業の1年の経緯を振り返った。

また、ここ数年投資をしてきた「極予測AI(キワミヨソクエーアイ)」に言及。事前に広告効果を予測して、クリエイティブを入替えて運用をしていくというものだが、既に導入件数が500アカウントを突破しており、同社の主要アカウントにはほぼ導入されたとのことだ。

2021年度は、全社で売上高5000億、営業利益は300億~350億円を目指すという。

 

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野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。