2021年にゲームアプリのユーザー獲得(UA)に投じられた費用は145億ドルに-AppsFlyer、ゲーミング業界のレポートを発行 [ニュース]
AppsFlyer Japanは、ゲーミング業界の主要トレンドに関する最新のレポート「ゲームアプリマーケティングの現状〜State of Gaming 2022〜」の日本語版を発表した。
2021年に25,000回以上インストールされたアプリ17,000本における290億回のインストールと、130億回のゲームアプリの非オーガニックインストールから取得した専有のグローバルデータを匿名で集計した結果をとりまとめたものとなる。
本レポートのグローバル市場に関する主な所見のハイライトは以下の通り。
・Androidにおけるゲームアプリのインストール総数22%増
・2021年にゲームアプリのユーザー獲得(UA)に投じられた費用は145億ドル、米国が全世界の予算の半分を占める
・ATT導入後のデータ制限が原因で、iOSにおけるゲームアプリのインストール総数が6%減少
・iOS 14.5が勢いを増した6月以降、ゲームアプリ内課金(IAP)の総収益が35%減少
また、日本市場に関する主な所見のハイライトは以下の通り。
・日本のゲーマーは他国と比較して、圧倒的に高いエンゲージメントを示す
・ユーザー獲得コストは、日本は他国と比較し総じて高額。特にハードコアゲームのCPIは日本では18.8ドルに達し、ゲーム全体平均の5ドルを大きく上回る
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ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長 慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。