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DoubleVerify、第三者配信プラットフォーム「GOLDSPOT」と連携開始[ニュース]

デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(以下「DV」)は、セキュアなデジタル広告環境の構築を図るべく、パブリッシャーグロース支援事業を展開する株式会社fluctが運営する第三者配信プラットフォーム(3PAS)「GOLDSPOT」との連携を開始した。DVによる広告配信面に対する解析・分析結果(フラウド/IVT、ブランドセーフティ&スータビリティ)に応じて、今後、広告配信面に対してブロックやスワップ(交換)が行われ、広告主は、より幅広いメディアにおいて条件に合致した配信面に向けて広告を掲載することが可能になる。

 

DVが2009年に設立した、データサイエンティスト、数学者、アナリストなどのサイバーフラウド(詐欺)防止に精通した専門家で構成されている「DV Fraud Lab」によると、日々200万以上のボットやマルウェアデバイスが確認(*1)されている。これは、広告配信において不正が引き起こされる可能性が高いことを示している。最終的には、広告主にとって費用面での負荷をもたらし、パブリッシャーにおいても、広告収益の機会損失をはじめ、広告主からの信頼損失にもつながり、収益低下を招く可能性がある。また、広告主はブランド毀損を防ぐべく、不適切なコンテンツカテゴリーでの広告掲載に対処する策を講じる必要性がか高まってきている。広告主およびパブリッシャーにとっての不正、不適切な広告掲載を防ぎ、セキュアな広告環境を構築すべく、リアルタイムでの広告トラフィックの解析や結果に応じた対応は不可欠となっている。

 

株式会社fluctの代表取締役である望月貴晃氏は、次の通り述べている。「透明性の高い広告取引を実現できるよう、ブランドセーフティやスータビリティ、ビューアビリティの改善などについても継続的に取り組み、デジタル広告業界の発展に貢献していくことが重要であると考えています。今後もDoubleVerify社との連携のもと、広告配信の健全化に向けて積極的に取り組んでいきます。」

 

また、DoubleVerifyの日本代表・カントリーディレクターである武田隆は、「技術的に信頼がおけ、安心して広告を配信可能な環境が整備されることは、広告主およびパブリッシャーのビジネスの活性化のみならず、最終的にはユーザーの便益にも直結するため、非常に重要な懸案事項と考えます。株式会社fluct様の第三者配信プラットフォーム『GOLDSPOT』との連携を通じて、デジタル広告のエコシステムの透明性と健全性の向上に貢献できるよう引き続き邁進してまいります。」と述べた。

 

*1:DoubleVerify調べ「インフォグラフィック:あらゆるデジタルフラウドに対抗」(2021年10月)

DoubleVerify Japan株式会社

DoubleVerifyは、デジタルメディア測定、データおよび分析のグローバルソフトウェアプラットフォームです。私たちのミッションは、デジタル広告のエコシステムをより強く、より安全に...
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