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ヤフー、ユーザー情報の広告への利用範囲を自身で設定できる「アドパーソナライズセンター」の提供を開始[ニュース]

ヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)は7月26日より、プライバシーに対する取り組み強化の一環として、ユーザー情報の広告への利用範囲について、ユーザー自身がより自由に細かく選択・設定できるようになる「アドパーソナライズセンター」の提供を開始した。

 

Yahoo! JAPANでは、ユーザーに適した広告を表示するために、ユーザーの登録情報や行動履歴情報といったデータを利用して広告などを配信してきたが、これまでは、ユーザーが行動履歴情報を広告配信へ利用するかどうかを選択する機能(行動ターゲティング広告の設定)のみの提供であり、利用範囲を細かく設定する機能は含まれていなかった。

 

このたび提供を開始するアドパーソナライズセンターでは、Yahoo! JAPAN IDでログインしているユーザーを対象に、広告に使われる情報をユーザーがより細かく管理し、表示される広告を自身の興味・関心に合わせてカスタマイズすることで、ユーザーはより自身の興味・関心に合った情報を受け取ることができるようになった。

 

また、広告表示に利用するユーザーの登録情報(性別、年齢、属性など)を確認したり、設定を変更したりすることも可能となる。なお、アドパーソナライズセンターで設定した内容は、8月23日(水)より広告配信に適用される。

「アドパーソナライズセンター」利用イメージ

ABOUT 柏 海

柏 海

ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学芸術学部文芸学科卒業。 在学中からジャーナリズムを学び、大学卒業後は新聞社、法律・情報セキュリティ関係の出版社を経験し、2018年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。デジタル広告調査などを担当する。