DoubleVerify、2025年グローバルインサイトレポート AI がワークフロー効率を向上させ、ビジネス成果を推進する実態を明らかに
by on 2025年9月10日 in ニュース

2025年9月8日メディア品質の検証、広告パフォーマンスの最適化、キャンペーン成果の証明を可能にする主要ソフトウェアプラットフォームを提供するDoubleVerify(「DV」)(NYSE: DV)は、「2025 年グローバルインサイト:AI、オートメーション、そしてデジタル広告の未来」と題するレポートを発表した。
本レポートは、DV のプラットフォームインテリジェンス、キャンペーンレベルの分析、および1,970 名のマーケティング・広告意思決定者を対象としたグローバル調査に基づき、人工知能(AI)がデジタル広告エコシステムを再定義してきている実態を明らかにしている。
マーケターは「キャンペーンファシリテーター」へ
本レポートの核心的なテーマは、特にプログラマティックメディアバイイングにおいて、マーケターに課せられる業務負担が増大している点である。DV の調査によると、キャンペーンマネージャーは時間の26%(週10時間以上)を入札調整値の微調整、予算の再配分、パフォーマ
ンス閾値の調整といったマニュアルでの最適化に費やしている。北米の広告代理店では、チームメンバー1 人あたり年間 17,000 ドル以上(約 180 万円)が、こうした反復作業に費やされている計算になる。本来であれば、戦略的な計画立案やイノベーションに充てられるべき時間である。
DoubleVerify の CEO である Mark Zagorski 氏は次のように述べている。
「キャンペーンマネージャーは往々にして受動的な業務フローに縛られ、戦略家というよりも、実務的なキャンペーン調整役としての役割に終始しています。AI を活用した DV のソリューションは、この状況を一変させる機会を提供します。日常的な意思決定を自動化することで、チームがより高次元の思考やパフォーマンス最適化に集中できるようにするのです」
ワークフロー全体で AI 導入が拡大
本レポートの通り、マーケティング担当者は「キャンペーンファシリテーター」としての状況改善に積極的に取り組んでおり、主要なキャンペーン機能における AI 活用の計画は今年、明らかに増加している。
- キャンペーンアクティベーション:前年比 32%増と、ワークフロー全体で最大の伸びを示した。
- 入札およびキャンペーン中の最適化:前年比 12%増。AI が人間よりも効果的に管理できるメディアパフォーマンスの要素の複雑化を反映している。
- メディアブリーフの要約業務:前年比 11%増
- 動的クリエイティブ最適化:前年比 8%増
特筆すべきは、マーケターの 91%が、キャンペーンのパフォーマンス向上と業務効率化のため、DSP(デマンドサイドプラットフォーム)以外のサードパーティ製 AI ツールや自動入札ツールを利用中、もしくは導入予定であると回答している点である。
Mark Zagorski 氏は、次のように述べている。
「メディア環境がより細分化され、急速に変化する中で、マーケターは AI を活用してコントロールを取り戻し、より知的で成果重視のキャンペーンを推進しています。この変化は単なる自動化ではなく、具体的な投資収益率をもたらす、より賢明な戦略の実現です。当社が新たに発表した AI 駆動型のソリューション『DV Authentic AdVantageTM』は、特にクローズド環境における広告の課題解決を目的に設計されており、広告主様がメディアパフォーマンスを向上させ、コスト効率を高めることを可能にします」
『2025 年グローバルインサイト:AI、オートメーション、そしてデジタル広告の未来』レポートの全文はこちらで閲覧できる。
DoubleVerify の詳細については、http://www.doubleverify.com/japan をご覧ください。
▼DoubleVerify について
DoubleVerify(「DV」)(NYSE: DV)は、業界をリードするメディア効果測定プラットフォームであり、AI を活用してグローバルブランドに優れたデジタル広告の成果をもたらす。メディアの効率性とパフォーマンスを向上させることで、DV はデジタル広告を取り巻くエコシステムを強化し、デジタルメディアの売り手と買い手の間における公正な価値交換を維持する。




