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[Global]Googleが新たなAIコマースプロトコルを導入ほか

Googleが新たなAIコマースプロトコルを導入

 

GoogleはUniversal Commerce Protocol(ユニバーサル・コマース・プロトコル、以下UCP)を発表した。これはAIエージェントベースによるショッピングのための新しい規格である。Shopify、Etsy、Wayfair、Target、Walmartなどの企業との協力により開発された本プロトコルは、AIエージェントが商品発見から購入後のサポートまで、顧客の購買ジャーニーの複数のステージにわたって機能できるよう設計されている。各機能ごとに個別のエージェント接続は必要ない。

Googleによると、UCPはAgent Payments Protocol、Agent2Agent、Model Context Protocolといった既存のエージェントフレームワークと併用可能であり、企業や開発者は自社のニーズに関連する拡張機能のみを採用することができる。

同社はこのUCPを、AIを活用した検索とGeminiアプリ内の対象商品に向けて展開する。アメリカ在住の買い物客は、Google Payと保存された配送詳細を使用し、Googleを通じて直接購入手続きを完了できるようになる。のちほどPayPalによる支払いも追加される見込みである。

 

Nvidiaが初のCMOを任命

 

半導体大手Nvidiaは、Googleのマーケティング幹部であるAlison Wagonfeld氏を初のCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)に任命した。AIによる急成長を背景に、ブランドとコミュニケーション戦略を強化する狙いである。Wagonfeld氏は今後、CEOであるJensen Huang氏の直属となり、これまで複数のリーダーに分散していたマーケティングおよびコミュニケーションの職務を統合する見込みである。

Wagonfeld氏は2月にCMOに就任予定であり、Nvidiaのマーケティングおよびコミュニケーションチームの全メンバーがWagonfeld氏の直属となる。

LinkedInの投稿でWagonfeld氏はこのポストへの就任を認め、クラウドコンピューティング部門のマーケティングを率いた10年間のGoogleでのキャリアを終えることを示した。

 

トランプ氏、Netflixによるワーナー・ブラザーズ買収に反発

 

トランプ大統領は、進行中のワーナー・ブラザーズ買収をめぐる争いに意見を述べ、David Ellison氏のパラマウントによる買収の追い風となる可能性が生まれている。トランプ大統領は、One America Newsの意見記事をリポストしており、本記事はNetflixが取締役会の承認を得て830億ドル(約約12兆4,500億円)に及ぶワーナー・ブラザーズのストリーミング事業・スタジオ資産の買収計画を批判している。

弁護士のJohn M. Pierce氏が執筆したこの記事では、今回の買収取引を競争のみならず、「表現の自由とアメリカの文化的多様性」に対する脅威である位置づけている。『Stop The Netflix Cultural Takeover(Netflixによる文化支配を止めよ)』と題された本記事は、司法省および連邦取引委員会に対しても、この合併に対する独占禁止法の調査を優先すべきだと訴えている。さらに、「Netflixは征服するのではなく、競争すべきだ」と主張し、「むき出しの市場力とイデオロギー的活動主義」によって国民を支配するような他企業に対しても警告している。

 

※1ドル(USD)=150円(JPY)での換算

 

原典:ExchangeWire.com

ABOUT 角田 知香

角田 知香

ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。