[Global動向]Meta、広告価格を引き上げほか
by on 2026年3月13日 in ニュース
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Meta、広告価格を引き上げ
Metaは、デジタルサービス税と地域別料金を相殺するため、複数地域の広告主に対して新たな料金を導入する予定である。同社は広告主に対し、広告主の所在地にかかわらず、広告が配信される特定の地域にこれらの料金が適用されるとメールで通知した。Metaは、この料金は広告主のキャンペーン予算とは別となり、請求書または取引明細書に別項目として表示されると説明した。
新たな価格設定モデルは、第3四半期の開始時点である7月1日に、画像広告と動画広告の両方に適用される。影響を受ける地域は、オーストリア、フランス、イタリア、スペイン、トルコ、およびイギリスである。これらの国で広告を表示する広告主は、2%から5%の追加負担を求められ、イギリスの引き上げ幅が最も小さい。各国のデジタル税率に対応した価格となる。
カリフォルニア州裁判官、AIエージェントはプラットフォームの許可なしにユーザーに代わって行動できないと判決
アメリカ・カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所のMaxine Chesney判事は、AIエージェントおよびエージェント型システムは、プラットフォームの許可なしにその電子システムへアクセスすることはできないとの判断を示した。
たとえユーザーがAIエージェントに、特定のウェブサイトやプラットフォーム上で自律的にアクセス・購入・検索する権限を与えたとしても、プラットフォーム側の承諾がなければ、コンピューターアクセス法のもと違法行為になることを意味する。
この判決は、Amazonが11月にAI検索企業Perplexityを訴えた訴訟の結果となる。Amazonは、PerplexityのAIエージェントがユーザーの停止要望にもかかわらず、ユーザーに代わって商品を購入しているという主張をしていた。
本判決は暫定的でありPerplexityは控訴可能。現時点でPerplexityの個人向けAIアシスタント「Comet」は、Amazon上でまだブロックされていない。
イギリス広告業界団体IPA、Pricing Playbookを公開
イギリス広告業界団体IPAは、急速に変化するマーケットでの代理店支援を目的とし、新たなPricing Playbookの公開を発表した。業界の変化に合わせ、代理店に対し価格戦略をより適切に整合させるための実務的なツール、実在する事例、実行可能なアドバイスを提供する。
代理店にとっての5つの重要な事項として、「リスク許容度」「柔軟性のレベル」「業務範囲の安定」「商業面な理解力」「成果に対する自信と測定可能性」が挙げられている。
本プレイブックの共同執筆者でありIPA Commercial Leadership Groupの議長を務めるJason Cobold氏は、このプロジェクトにあたり「価格設定に関する多くの議論が、いかに時代遅れであるか」が浮き彫りになったと認めている。「代理店は自分たちの状況が変化していることを認識しているものの、安心感を求め、慣れ親しんだモデルに戻ってしまうことがとても多い」と同氏は述べた。
IPAのエージェンシーバリュー担当ディレクター Ed Palmer氏は、このプレイブックが「代理店と広告主が、進化する商業モデルについてよりオープンで意図的な対話を行う」手助けとなると述べた。
ABOUT 角田 知香
ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。




