Publica by IAS、Viantの「Direct Access」と統合──プレミアムCTV在庫へのアクセスを拡大
by on 2026年7月15日 in ニュース

CTV向けの広告配信・収益化プラットフォームであるPublica by IASは、Viant Technologyの供給経路製品「Direct Access」との統合を発表した。Viantの広告主が、Publicaのパブリッシャーが持つプレミアムなCTV在庫を購入できるようになる。
CTV取引の複雑さ解消という課題
CTVが成熟を続けるなか、サプライチェーンにおける複雑さの低減が一段と重要になっている。Publica by IAS(Integral Ad Science傘下、以下Publica)が持つ強固なパブリッシャー基盤と、Viant Technology(NASDAQ:DSP、以下Viant)が持つ広範な広告主とのリレーションを組み合わせることで、プレミアムな供給と成果重視の需要とを直接つなぐ経路が生まれる。今回の統合は、こうした背景のもとで実施されたものである。
統合により実現すること
今回の統合は、ViantのDirect Accessを通じて、Viantの広告主がPublicaのパブリッシャーからプレミアムCTV在庫を購入できるようにするものである。これにより広告主は、主要なストリーミング環境をまたいで、効率性・透明性・シグナル品質を高めながら、よりシームレスにキャンペーンを展開できる。
本統合は、広告主の需要をプレミアムなストリーミング供給に近づけることで、CTVの取引を簡素化するよう設計されている。パブリッシャーにとっては、質の高い在庫とより強い成果を求める成果志向の広告主からの需要を最大化する狙いがある。
また、Publicaのパブリッシャー在庫でキャンペーンを展開する広告主は、「IAS Total TV」も活用できる。IAS Total TVは、番組・ジャンル・レーティング単位の透明性に加え、リニア放送に近い可視性やブランドスータビリティの制御を提供するCTV向け機能群であり、米国では対象パブリッシャー・アプリのカバレッジが現時点で利用可能となっている。
関係者のコメント
Publica by IAS 最高収益責任者(CRO)のCameron Miille氏は、次のように述べている。
「今回のViantのDirect Accessとの統合は、プレミアムCTVへのアクセスと大規模な活用をより容易にするための、さらなる前進である。Publicaの目標は、パブリッシャーがより多くの需要を引き出せるよう支援すると同時に、バイヤーが高品質なストリーミング在庫とつながれるようにすることだ。Viantは、その取り組みにおける重要なパートナーである」
Viant パブリッシャーソリューション担当SVPのRichie Hyden氏は、次のように述べている。
「PublicaのCTVパブリッシャー基盤にDirect Accessを拡大できることを、我々はうれしく思う。この新たな統合を通じて、当社の広告主はプレミアムCTV在庫への直接的な経路を得て、シグナル品質とワーキングメディアを改善し、より強力なキャンペーン成果を実現できる。パブリッシャーにとっても収益化とイールドの向上につながり、双方にとってメリットのある取り組みとなる」
Philoの広告パートナーシップ責任者、Aulden Kaye Yi氏は、次のように述べている。
「PublicaとViantの統合は、広告主が当社のプレミアムCTV在庫にアクセスするための効率的な経路を生み出すと同時に、高品質なストリーミング環境を重視する需要と当社をつなぐことを支援してくれる。パブリッシャーの力強い収益化を支え、ブランドの成果を促進するこの新たな統合を通じて、PublicaとViantの双方と協業できることをうれしく思う」
プレミアム在庫の収益化基盤づくりへ
今回の統合は、プレミアムなパブリッシャーの収益化拡大を後押ししつつ、広告主にとって最も重要な在庫へのアクセスを高める基盤を構築するという、Publicaの継続的な取り組みを反映したものである。
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。




