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NEWS: KCCSとサイジニア、潜在顧客へのターゲティング広告プラットフォーム「デクワス.DSP」提供開始

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は9月7日、サイジニアのディスカバリーエンジン「デクワス」と連携した広告プラットフォーム「デクワス.DSP」を同日より提供開始すると発表した。複雑ネットワーク理論に基づいた解析技術を応用し、潜在顧客へのターゲティング広告と、顧客ニーズに基づいた商品・コンテンツのレコメンド広告を配信、広告効果の最大化を図ることができるという。

「ソックリターゲティング広告」は、“既訪問顧客”に対してリーチするリターゲティング広告に対し、既存顧客と興味・関心が類似する行動特性を示す“潜在顧客”に対してターゲティング配信ができる。これにより、効率よく新規顧客を自社サイトへ誘導することができる。

「デクワスバナー広告」は、広告主サイトでの取り扱いアイテム(商品・コンテンツなど)の中から商品同士の関連性を分析し、ユーザにおすすめアイテムの広告を配信できる。膨大な商品情報の中から、顧客の潜在ニーズに基づきレコメンドをすることにより、顧客単価の向上が期待できる。

デクワス.DSPは既に、DoubleClick Ad Exchange 、OpenX Market JapanなどのアドエクスチェンジやYIELD ONE™などのSSPと接続しており、多くの広告在庫にアクセスが可能。RTB(Real Time Bidding)にも対応しており、今後も接続先が拡大されて行く予定。

 

サービス詳細

http://www.kccs.co.jp/web_marketing/deqwas_dsp/index.html

京セラコミュニケーションシステム

http://www.kccs.co.jp/

サイジニア

http://www.scigineer.co.jp/

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。