NEWS: マイクロアド、中国市場にてDSP導入社数100社を突破

アドネットワークとディスプレイ広告テクノロジーを提供するマイクロアドは10月1日、子会社のマイクロアドチャイナが中国市場において、同社が提供するDSP「MicroAd BLADE」の導入社数が100社を超えたと発表した。

「MicroAd BLADE」は広告主のサイト訪問者の行動パターンを分析し、分析結果による属性情報をもとに新規訪問者に対しては類似ユーザーに対するターゲティング配信を、既存訪問者に対してはリターゲティング広告を配信するのが特徴。自社でアドネットワークを運営してきたことから、4億ユニークブラウザの行動履歴・属性データを保有しており、これらのオーディエンスデータをもとに精度の高いターゲティングを実現させている。

日本国内では、10月1日時点で「MicroAd BLADE」導入社数は3,000社を超えている。マイクロアドチャイナは2012年7月より中国の上海と北京を拠点として営業を開始、2ヶ月で導入数100社を突破した。導入した企業のうち、9割が中国の現地企業とのこと。

中国市場は商習慣の違いもさることながら、アドテクノロジーの理解においても日本市場よりも遅れをとっていることもあり、ビジネス展開が難しいと見る向きがある。国内のアドテクノロジー関連企業は、今や中国市場よりも親日派でかつ経済成長の著しい東南アジアの市場への進出が相次いでいる。そんな逆境の中、中国のローカル企業へのビジネス基盤を築き始めたマイクロアドチャイナの今後の動向に期待したい。

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。