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アドセンス型広告の「Kauli」、米MediaMathのDSP「TerminalOne」とPC&スマホ広告のRTB取り引きを開始

(ライター:岡 徳之

Kauli株式会社は、国内最大級規模のディスプレイ広告を配信するSSP(サプライサイドプラットフォーム)「Kauli(カウリ)」と、米国ディスプレイ広告大手 MediaMath Inc.が提供するDSP「TerminalOne」との接続を完了し、10月4日より広告配信を開始した。

 

 

 

Kauliは、2010年9月にフルスクラッチで開発された国内初のSSPだ。2013年9月末時点で月間160億インプレッションを超える広告配信を行っている。

 

同社は、MediaMathが提供するDSP「TerminalOne」から配信されるRTB広告を、PCやスマートフォンなどデバイスを問わず、Kauliを利用する全てのオンラインパブリッシャーに対して国内で初めて同時提供する。またKauliを利用するオンラインパブリッシャーは、デバイスを問わず、全ての広告インプレッションを世界最大級DSPから配信されるRTB広告の報酬獲得の機会にできる。

 

MediaMathの共同設立者であるグレッグ・ウィリアムス氏は本連携について、「Kauliと共に日本市場へTerminalOneのベネフィットを提供できることを大変喜ばしく思う。今回の連携により、RTB市場における広告の流動性は高まり、マーケティング担当者は集客目標をさらに達成できるだろう。我々は今からAPAC地域を広げ、日本市場での存在感を強化する活動を行っている。日本市場は我々にとって非常に重要なマーケットだと考えている。」とコメントしている。

 

関連リンク

Kauli

http://kau.li/jp

 

プレスリリース

http://kau.li/docs/Kauli_PressRelease_2013-1004_MediaMath_T1_ja.pdf

 

  (編集:三橋ゆか里)

 

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。