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パフォーマンスディスプレイ広告特化のプロバイダー「Criteo」、新規株式公開(IPO)価格を1株31ドルに設定

(ライター:岡 徳之

パフォーマンスディスプレイ広告に特化したプロバイダーであるCriteo(クリテオ)社は、同社の普通株を代表する米国預託株式(ADS: American Depository Shares)8,082,580の新規株式公開(IPO)価格を、1株31ドルに設定したと発表した。

 

NASDAQにおける同社株式のティッカーシンボルは「CRTO」で、2013年10月30日より取引が開始される予定。また、追加割当てがある場合、Criteo社は引受人に最大で追加1,212,387株を購入できる30日間のオプションを認めている。

 

Criteo社は、パフォーマンスディスプレイ広告に特化したプロバイダーとしては世界最大級。1日あたり10億を超えるインプレッション数、創立以来5,000億を超えるインプレッション数(2012年は2,200億)を誇る。広告配信先は37の国と地域で、取引先はパブリッシャー6,000社以上、アドバタイザー4,000社以上にのぼる。

 

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Criteo社

 

(編集:三橋 ゆか里)

ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。