先週のアドテクシーン:採用向けDSPの提供をイグナイトアイが開始、 「OpenX Market」がGoogleとの接続を完了など

(ライター:岡 徳之

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

 

ナビプラス、「レコメンドバナー」を提供開始

ナビプラスは、自社で開発・提供するレコメンドエンジン「NaviPlusレコメンド」のオプションサービスとして、「レコメンドバナー」の提供を開始した。レコメンドバナーは、ユーザーの行動履歴や属性、嗜好に基づいた広告配信の最適化を支援するサービス。自社サイトに来訪した各ユーザーの閲覧履歴や購買履歴を解析してコンテンツを生成し、DSPやアドネットワークを通じて動的バナーを個別配信することができる。先日、T AGGYが不動産業界特化型のものをリリースするなど、このフォーマットの人気が高まっている。

 

イグナイトアイ、採用向けDSPを提供開始

イグナイトアイは、インターネットにおける閲覧履歴や行動履歴といったオーディエンスデータを活用したDSPサービスによって、採用活動を支援する「Sniping(スナイピング)」の提供を開始した。地域、希望業種・職種、経験、大学名など、採用における重要な要素を用いたターゲティングができる唯一のDSPサービスであることを強みとする。今後もこのような特化型DSPが増えていくことが予想される。

 

「OpenX Market」、Googleとの接続を完了

サイバー・コミュニケーションズは、オンラインアドエクスチェンジ事業「OpenX Market」のGoogleとの接続を終え、日本国内および海外展開を拡大する。さらに、AOLのAdLearn Open Platform(AOP)とも接続を予定している。また、国内だけでなくアジア地域にも力を入れ、「OpenX Market Southeast Asia」から「OpenX Market APAC」へと名称も変更する。

 

IPG グループ、MS向けに国内初となるプライベートエクスチェンジ型を提供

IPG 傘下のメディアブランズオーディエンスプラットフォームは、日本マイクロソフト向けにプラットフォームワンが持つDSP「MarketOne」とSSP「YieldOne」を使用することで、国内初となるプライベートチェンジ型のプログラマティックバイを開始した。国内のこうした動きは、大手クライアントを中心に活発化することが予測される。

(編集:三橋 ゆか里)

 

 

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大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。