今月の東アジアアドテクシーン:CyberZ、東アジア2015年スマートフォン広告市場を1兆8225億円と予測、成長率は台湾が最も高く、2倍以上に達する見込み

今月の東アジアアドテクシーン_写真は広州

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、東アジア地域(中国、韓国、台湾、香港)に関連する直近のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

 

 

 

 
中国DSP Yoyi Digitalと大手ニュースメディア運営のGuangzhou Dailyがプログラマティック広告ビジネスで業務資本提携

中国DSPのYoyi Digitalが、大手ニュースメディアを運営するGuangzhou Dailyと提携、Guangzhou DailyがYoyi Digitalに2000万ドルを出資し、両社で合弁会社を設立し、Guangzhou Dailyが運営するメディアをプログラマティックによるマネタイズを進めていくことを公表した。(英語)

 

iResearch、Yoyi Digitalが中国でアドテクイベントを開催

先述のYoyi Digitalと中国調査会社iResearchが、8月26日に北京でアドテクノロジー関連のカンファレンス「3rd China Advertising Technology Conference」を開催する。(英語)

今回3回目の開催となるが、例年GoogleやMediaMath、Criteoをはじめ国内外の大手ベンダーが一堂に会している。

 

ターゲティング広告プラットフォームSociomanticが中国上海に19番目のオフィスを開設

ドイツを拠点とし、グローバル展開を進めているディスプレイ広告ターゲティングプラットフォームのSociomaticが19か所目となる拠点を中国上海に開設した。(英語)

同社は東アジアではすでに台湾 台北にも拠点を持つ。

 

FacebookマーケティングパートナーAreaOneが北京にオフィスを開設

Facebookのマーケティングパートナーであり、モバイルDSPも運営するイスラエルのアドテク企業AreaOneが、北京にオフィスを開設した。(英語)

 

iPinYouが、米国でクロスボーダープロモーション向けプログラマティックマーケティングプラットフォームブランド BorderX Lab を開設

中国大手DSPのiPinYouが、米国シリコンバレーに子会社BorderX Labを設立、エアラインやトラベル、eコマースなどのグローバル企業向けに、中国へのクロスボーダープロモーションを行うプログラマティックマーケティングプラットフォームの提供を開始した。(英語)

 

Yahoo!Taiwan、広告代理店のデジタルマーケティングコンサルタント育成促進を支援

Yahoo!Taiwanは、同社の広告販売パートナーの代理店におけるデジタルマーケティングコンサルタントの育成支援を促進するプログラムを公表した。(英語)

同社は代理店と今年100名以上のデジタルマーケティングコンサルタントをリクルートすることを契約、その支援にあたる。

 

ユニリーバがPHDと中華圏でのメディアバイイングに関する複数年委託契約を更新

ユニリーバが、PHDグループと、香港、中国、台湾におけるメディアバイイングに関する複数年委託契約を更新した。(英語)

香港においては、今後5年間にわたりユニリーバの20にわたるハウスホールドブランドとのメディアバイイングに関するパートナーシップを継続する。香港におけるメディアバイイングは、主にFacebook、YouTube、Yahoo!が対象となる。

 

アドウェイズチャイナ、DSPトレーディングデスクツール「Blue Bee Box」を開発・提供

アドウェイズの中国100%子会社愛徳威広告有限公司(アドウェイズチャイナ)が、DSPトレーディングデスクツール「Blue Bee Box(ブルービーボックス)」を独自に開発し、提供を開始した。

 

メタップスが韓国で現地広告会社と相次いで業務提携を締結し事業を拡大

スマホアプリの集客・分析・収益化支援プラットフォームを提供するメタップスが、韓国で現地広告会社と相次いで提携し、事業拡大を進めている。

 

モビデイズ KM-REPORT 7月号を公表

韓国モバイル広告会社のモビデイズが韓国国内のモバイル市場の最新動向を取りまとめたKM-REPORT7月号を公表した。

トピックスは、

-モバイル動画、もう止められない
-PCを超えたモバイル検索
-モバイルゲーム、新しいトレンドを作るのか?
-モバイルバンキングとモバイルショッピング
-新しい市場を見つけよ

 

CyberZ、東アジア2015年スマートフォン広告市場を1兆8225億円と予測、成長率は台湾が最も高く、2倍以上に達する見込み

CyberZがデジタルインファクトと共同で実施したAPACスマートフォン広告市場調査では、2015年の東アジア(日本、中国、韓国、台湾、香港)地域のスマートフォン広告市場規模は1兆8225億円、成長率が約6割(プラス62%)と予測している。

市場規模は無論中国が1位だが、成長率は台湾が最も高く、2倍以上の規模(プラス119%)に成長すると予測している。

 

 

 

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野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。