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2014年のスマートフォン広告市場規模は3000億円規模に到達、2016年にはネット広告市場の過半数に

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CyberZが2月18日、デジタルインファクト(シード・プランニング)と共同で実施したスマートフォン広告市場規模予測をリリースした。

同社によるスマートフォン広告市場調査発表は、今回が3回目となる。

 

 

 

2014年のスマートフォン広告市場は3000億円規模に到達、ディスプレイ広告が市場成長をけん引

 

2014年のスマートフォン広告市場規模は3008億円、対前年成長率+62%となった。商品別内訳をみると、ディスプレイ広告が1648億円、対前年成長率+93%で市場全体の成長をけん引、商品別シェアは前年の46%から54%に拡大した。

ディスプレイ広告は、広告主の需要拡大により単価も上昇、ソーシャルメディアや動画広告、フィード型ネイティブ広告など新しい広告商品の拡充が進んだとのことだ。

 

検索連動型広告は、1200億円、対前年成長率+40%で、前年までと比べると成長率の伸びは緩やかになりつつあるとしている。
 

図1

 

 

2015年は3903億円、対前年成長率+29%。2016年にはスマートフォン広告市場はネット広告市場の過半数に

 

スマートフォン広告市場は、2015年は3903億円、対前年成長率は+29%と予測。また、インターネット広告市場全体の市場規模予測との対比において、2016年にはスマートフォン広告市場が全体の55%を占め、過半数に達すると予測している。

 

図2

 

 

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。