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ユナイテッドが、スマホアプリ向けRTB配信を強化、スマートフォンアプリ特化型新サービス、Bypass App Promotionの提供を開始

Bypass Logo

スマホ向けDSPの老舗、Bypassを展開するユナイテッドが、アプリ向けプロモーションに特化したターゲティング広告配信サービスの提供を新たに開始する。

 

 

サービス名は、Bypass App Promotion(バイパス アップ プロモーション)。ターゲティングには、AppleのIDFA やGoogleのAdvertising IDなどの、広告配信用の端末IDをもとに収集したデータや、Bypass独自のロジックで蓄積したデータを使用し、オーディエンス拡張、オーディエンスターゲティング配信を行う。これらにより、アプリインストール後の継続率/課金率/インストール効率の向上が見込めるとのこと。

 

(図)IDFA/AdvertisingIDを活用したオーディエンス拡張配信

(図)Appオーディエンスターゲティング

ユナイテッドは、デマンドサイドのDSP BypassのほかにもサプライサイドでSSP AdStirも展開している。DSP、SSPを合わせた同社RTB広告事業の2014年度(15年3月期)売上は33億9700万円、対前年比プラス90%と大幅な売上成長を達成、また四半期の売上は過去最高を更新し続けている。

 

RTB:広告事業:売上高推移

 

ユナイテッド決算説明会資料 P8 「RTB広告事業:売上推移」より(PDFデータ)

 

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。