AppNexusがプログラマティック・ビデオ領域に本格参入

AppNexus logo.

AppNexusは6月10日、同社が毎年ロンドンで開催するEuropean Summitの場で、プログラマティック・ビデオ領域に本格的に参入することを公表した。

今後、AppNexusの広告プラットフォームを通して、広告主とパブリッシャーに対してRTBによるビデオ広告取引の場を提供していく。

 

同社CEOのBrian O’Kelley氏は、2012年に「AppNexsusは、ディスプレイ広告向けで提供している広告プラットフォームとどこから見ても遜色のないプロダクトを開発するまでは、ビデオ広告ビジネスには参入しない」と表明していたが、その後開発を重ね、今回のリリースにこぎつけた。

 

現在は正式なリリースに向けて、ビデオ広告向けのプログラマティック・バイイング機能をクローズドな環境でベータテストを行なっている模様だが、同社によると「初期テストの段階では、AppNexusが提供可能な月間2500億imp以上のビデオインベントリーを活用することにより、ある特定のユーザーをセグメントしたキャンペーンにおけるターゲットへのリーチ規模は、特定のチャネルを利用した競合他社と比べ、10倍の規模に達した。」としている。

 

なお、同社が提供するビデオ広告向けのプログラマティック・バイイング機能は、取引の対象となるビデオ広告のフォーマットは、インストリーム(プレロール、ミッドロール、ポストロール)、インバナー、インタースティシャルに対応し、複数の主要SSPと接続を行う。

また、広告主は、配信したビデオ広告のスキップ、視聴開始、視聴完了率、視聴単価(1視聴完了あたりの単価)などの指標についてレポーティングを得られる。

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野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。