×

ニュース拾い読み-サイバーエージェント アドテクスタジオ、AI研究において明治大学と産学連携

サイバーエージェント アドテクスタジオは、今年 1月に設立した、人工知能をアドテクノロジーに活用するためのAI研究組織研究組織「AI Lab(エーアイラボ)」において、明治大学教授の高木 友博氏と共同研究を開始することを公表した

 

「AI Lab」では、1月の設立以降、ダイナミッククリエイティブ広告の最適化配信技術の研究開発を進めてきた。

今回の明治大学との産学連携による研究成果は、同社のDSPやインフィード広告クリエイティブ分析ツールなどの開発に応用していく。

 

AIを活用した研究開発は、今年のアドテクスタジオの注力領域とのことであり、アドテクスタジオ関係者によると同組織はAIの研究開発に注力することにより、「ユーザと広告主をone to oneで結び、最適なタイミングで最適なメッセージ届ける広告を開発していきたい。」とのこと。

またこれにより広告主は「顧客ひとりひとりの興味・関心や行動に応じて最適なコミュニケーションを自動で行う、マーケティングオートメーションが可能になる。」と述べ、「ユーザーにとって、広告の存在が、心地よい気付きを与えるレコメンデーションのような体験に変えていきたい。」としている。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。