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Unruly(アンルーリー)、生体認証技術を搭載した動画コンテンツ評価ツールの提供開始

 

動画広告配信プラットフォームのUnruly(アンルーリー)が11月1日、感情分析や生体認証技術、音声検査手法などを用いた動画コンテンツ評価ツール「アンルーリーEQ」の提供を開始したと公表した。

アンルーリーEQは、動画コンテンツがもたらすブランド効果と消費者心理へのインパクトを測定するソリューション。感情分析サービスのアフェクティバ社(本社アメリカ)や音楽データ解析のパイオニアであるムードエージェント社(本社デンマーク)と提携を結んで開発した。

アンルーリーEQでは、各動画コンテンツに対するアンケート調査を行う際に、500人の被験者へ顔表情のデータ提供を依頼。アフェクティバ社の技術を活用する形で、ウェブカメラを通じて動画を視聴中の各被験者の顔表情データを取得し、動画への自然な感情反応を測定する。またムードエージェント社の技術を生かすことで、動画コンテンツ内のあらゆる種類の音楽効果を分析できる。

Unrulyによると、同ツールを利用すれば、動画コンテンツが生み出す感情の種類、強度を把握し、広告キャンペーンの効果を事前に予測することが可能になる。また動画コンテンツがその動画を配信した企業のブランド・イメージに合致したものであるかについても検証できるという。

2006年設立の同社は、英国ロンドンを本拠地とし、世界で社員数約300名、20の拠点を持つ動画配信プラットフォーム。2015年9月に米国大手メディア企業NewsCorpの傘下に入り、同年10月に日本への市場への本格参入を果たした。DSP、SSP、アナリティクスツールプロダクトも持ち、大手広告主向け、パブリッシャー向けの双方にソリューションを提供。フォーマットは、In-Article、 In-Feed、 In-Stream、 In-Pageなど、世の中に出回っている主流の動画広告フォーマットほぼすべてに対応しており、同社によると、Ad Ageが選ぶ広告主 100社の91%がUnrulyを利用している。

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長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長
ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。