リスティング広告自動入札ツール、中小向け需要に伸び白大

 
 

デジタルインファクトとSHIROFUNEは7月11日、リスティング広告自動入札ツール市場の共同調査を実施し、その結果を公表した。

SHIROFUNEは、2014年10月設立のリスティング広告自動入札ツールのADFUNEを提供するITベンチャー企業。サイバーエージェントグループ子会社シーエー・アドバンス社元社長の菊池満長氏が代表を務めている。

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【リスティング広告自動入札ツール導入件数推計・予測(2013年-2020年)】

グラフ;「リスティング広告自動入札ツール導入件数推計・予測(2013年-2020年)」

<SHIROFUNE/デジタルインファクト調べ>

調査結果によると、2016年5月末時点の国内リスティング広告自動入札ツール導入件数は6,380件であり、年内には7050件に達する見通し。2020年には10,740件になると予想している。自動入札ツールは、大手広告主向けの導入需要は一巡感も見られるが、今後中小広告主向けの需要を中心に需要が拡大していくようだ。

折しも7月13日には、オプトグループ子会社で、中小・ベンチャー企業のデジタルマーケティング支援を行うテクロコが、ネット広告の運用管理プラットフォーム「ATOM(アトム)」において、リスティング広告の自動入札システムをリリースした。

なお、国内自動入札ツール導入件数の内訳は下記の通り。具体的な件数は公表されていないが、中小広告主・広告会社向けに強いADFUNEや、ロックオンのTHREeなどが、大きなシェアを持つ。

【リスティング広告自動入札ツール導入件数シェア推計(2016年5月末時点)】
推定導入件数:6,380件

グラフ;「リスティング広告自動入札ツール導入件数シェア推計(2016年5月末時点)」

<SHIROFUNE/デジタルインファクト調べ>

なお、この推計と予測には、広告会社による自社社内向け開発ツール、OEMとして広告会社に提供されている自動入札システム、メディアが自社広告商品出稿管理プラットフォーム内で提供する自動入札・配信機能などは含まれていない。

同シェアは導入件数ベースである。金額(運用流通総額)ベースのシェアでは、見え方はまた違ってこよう。

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ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長

外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。