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先週のグローバルアドテクシーン:Ericssonがモバイル広告ソリューションを提供開始、SizmekがTapadと提携

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

Ericsson、モバイル広告ソリューションを提供開始

スウェーデンのモバイル大手企業Ericssonは、モバイルデータマネジメント広告プラットフォームの「Ericsson Emodo」をリリースした。

IAB、動画配信仕様の新たな定義を提案

IABは、9年前に定義されたVPAIDの仕様を見直し・簡素化を行い発表をした。また一時的に「VPAID-i」という仕様を発表した。

UnsubCentral、Marketoと提携

パフォーマンスマーケティングツールのUnsubCentralは、MAツールのMarketoと提携し、メールマーケティングに関してシームレスの連携を行った。

Choozle、シリーズBで600万ドルを調達

2012年に設立されたセルフサーブのプログラマティックプラットフォームのChoozleは、シリーズBで600万ドルを調達した。

Criteo、2017年第3四半期の業績を発表

Criteoは、2017年第3四半期の業績を発表した。売上高は前年比33%増、クライアント総数は1万7,000社超えた。
また、世界950社以上のパブリッシャーが次世代型ヘッダー入札技術Criteo Direct Bidderと連携しているという。

Poshmark、シリーズDで8,750万ドルを調達

ファッション領域に特化したソーシャルメディアサービスを提供するPoshmarkは、投資会社のTemasekのリードでのシリーズDで8,750万ドルを調達した。

DOmedia、DSPとSSPを提供開始

OOHメディア事業者のDOmediaは、OOHメディアの買い付けなどのコストを下げることを目的にDSP/SSPの提供を開始した。

Sizmek、Tapadと提携

Sizmekは、クロスデバイス技術でTapadと提携した。
Tapadの持つプライバシー保護レベルの高いデータでのクロスデバイスターゲティングを可能にした。

PubMatic、人ベースターゲティングのAdelphicと提携

PubMaticは、人ベースターゲティングDSPのAdelphicと提携を発表した。
供給経路最適化(SPO)での提携を行いより効率的な購買を目指す。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。