2021 年年末&年始の過ごし⽅は分散化傾向 ⽇本の消費者の 44%が旅⾏・外⾷などを予定 30%が家族とステイホーム
Teads は、2021 年末年始における消費者動向調査の結果について発表した。調査は⽇本の消費者に対し、旅⾏計画やその他、特定の⾏動への意欲度をアンケート形式で調査し、まとめたもの。こちらからダウンロードできる。
調査は 2021 年 10 ⽉ 22 ⽇から 11 ⽉ 7 ⽇までの期間、Teads のパブリッシャーネットワークを通じ、広告スペース内にアンケートを掲出し回答を集計した。
旅⾏動向
29%の回答者がすでに旅⾏を計画していると回答した⼀⽅で、同等数である 30%の回答者は家族とステイホームすると回答、⾏動意向の分散化が⾒られる。また、36%は、まだ年末の休暇の計画を⽴てていないと回答した。
誰と旅⾏に出かけるか
「年末にかけ、状況がよくなった場合にはどなたとご旅⾏されたいですか︖(当てはまるものを選択)」という設問では、“家族”のスコアが最も⾼く(29%)、次にパートナー(23%)、友⼈(18%)と⼀⼈旅⾏(21%)が続き、この冬の旅⾏は、家族やパートナーと時間を過ごすことを検討する消費者が多いことも明らかになった。
デスティネーション「旅⾏再開の⽬処がある場合、どちらに⾏きたいですか︖」
旅⾏の⾏き先についても聞いたところ、回答者の⼤多数(62%)は国内旅⾏を検討しつつも、北⽶、ハワイ、アジア、ヨーロッパを選択した回答者も31%に達した。
⼀⽅、「旅⾏はしない」と回答した回答者は⼀定数の 22%であった。
Teads Media Barometer(メディアバロメーター)で⾒る消費者旅⾏動向
Teadsによると、同社が提供している国内トップパブリッシャーのコンテンツ消費量をカテゴリー別に分析する Teads Media Barometer を見ると、旅⾏コンテンツの消費量は 2021 年初頭から 2 倍以上となり、旅⾏への⼤きな関⼼が⾼まっていることが明らかになったとのこと。
10 ⽉ 1 ⽇の緊急事態宣⾔解除後の 7 週間をみると、ほぼ⼀週ごとにメディア消費が伸びているとのことだ。39 週(9 ⽉ 27 ⽇週)と 45 週(11 ⽉ 8 ⽇週)の週⽐では+133%という⾼いメディア消費量であったとのことである。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長 慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。