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講談社の「OTAKAD」、ファーストパーティ・データを活用しパブリッシャートレーディングデスクを本格展開[ニュース]

 

講談社は、自社メディアのデータを活用した広告配信プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」を活用しパブリッシャートレーディングデスクを本格展開する。

 

講談社の「OTAKAD」は2019年10月に、講談社が運営する11のウェブメディア読者の記事閲覧データを基に、独自開発のAIにより閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、読者の「オタク」度合いを解析し、広告主様のご要望にマッチした広告配信を実現する広告配信プラットフォームとして誕生した。

 

これまでは、読者データを基に、自社メディア面に限ったターゲティング広告配信サービスとして提供されてきたが、今後は、外部サイトへの広告のターゲティング配信も提供する。

 

外部サイトへの配信には、Google のディスプレイ&ビデオ360を活用することで、YouTubeをはじめ、Googleが持つ広告在庫の他、接続先である国内外のSSPを通して幅広い広告配信を実現させる。

 

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。