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ゲーム開発者がアプリ内広告のマネタイズ機会を活かすには

ほんの数年前まで、広告主はモバイルゲーマーをエンゲージする機会に懐疑的でしたが、時代は変わりました。今やブランド広告主は、ゲーム分野のオーディエンスの中に、自社のターゲットグループに合致する支出意欲の高い消費者が含まれることに気づいています。

一方、刻々と変化する個人情報保護法や、AppleとGoogleの技術的な変更は、業界を揺るがしてきました。これまでパフォーマンスマーケティングで収益を上げてきたゲーム開発者は、収益を多様化し、リスクを最小限に抑えるための代替手段を模索しています。有料ダウンロードとアプリ内課金で得られる収益は存続しているものの、開発者らはブランド広告収入も選択肢の一つとして注目しています。本記事では、開発者がブランド広告の新たな収益機会を得るために考慮すべき点をいくつか紹介します。

 

(Sponsored by PubMatic)

指標

ブランド広告主が求めるのはまず、エンゲージメントとコンバージョン。つまり、アプリ内でゲーマーが確実に広告を閲覧し(指標:ビューアビリティ)、完了率(指標:ビュースルー率)が高くなるようにしたいのです。同様に、高いクリックスルー率も求めています。ゲーム開発者は、これらの指標を達成し、キャンペーンのKPIを向上させるために、ゲーマーの興味を引くような広告プレースメントのデザインを検討すべきです。

SSPパートナー

広告主は、メディア予算が効果的に支出されるよう万全を期しながらも、一定のコントロールを維持することを望んでいるため、両者にとってセルサイド・プラットフォーム(SSP)と協力することも理にかなっています。SSPはパブリッシャーに最も近い窓口であり、広告主の目的に最も適したパブリッシャーを見極められるからです。また、SSPは広告代理店とも直接の関係があるため、パブリッシャーに向けて、広告主の広告予算を獲得するために何をすべきか、例えば、魅力的なプレースメントであるかどうかなどを、正確に伝えることができます。

 

プライシング戦略

ゲームパブリッシャーは、パフォーマンスキャンペーンとは対照的に、ブランド広告に適したプライシング戦略を検討する必要があります。ブランド広告の収益は、パフォーマンス広告を置き換えるものではなく、補完的なものであり、現在進行中のプライバシーの変更に伴う多様化戦略の一環とみなすべきでしょう。

 

プログラマティック広告とユニファイドビディング

一方で、ゲームアプリも非ゲーム系アプリも、透明性、効率性、コントロールを提供するプログラマティック広告の恩恵を受けられます。
すでにプログラマティックを活用してインベントリを収益化しているにもかかわらず、ウォーターフォール・モデルを採用している企業にとっては、ユニファイドビディングについて考える時です。なぜなら、「ウォーターフォール」はあまりにも多くの手作業によるプロセスを必要とし、パブリッシャーが価値の高い需要を逃す確率を高めてしまうからです。

ユニファイドビディングでは、インプレッションごとに効率性と透明性を高め、そのおかげで最高額の入札が実現します。前述のようなインサイトと合わせて、このような競争の激しい環境を利用すれば、貴社のインベントリのeCPMの向上を無理なく実現できます。
今こそ、こうした戦略を実行し、さらなるマネタイズ機会を得られるよう、ゲーム内広告を導入すべきです。

パブマティックは、3年ぶりにリアルに開催される東京ゲームショー 2022に、初めてスポンサーとして参加します。今回は、国際展示場においてブースは出展しませんが、国際会議場のビジネスエリアにて、ミーティングスペースをご用意しています。自社のゲームアプリ内広告による収益性の向上にご興味のあるゲーム開発者様は、ぜひ、ご来場ください。

また、こちらからお問い合わせもお待ちしております。

 

ABOUT 廣瀬 道輝

廣瀬 道輝

パブマティック株式会社 カントリーマネージャー
2004年アイレップ入社。サーチエンジンマーケティングに従事後、2009年シーサーに入社しブログメディアやアプリ開発における広告営業、マネタイズに従事。その後、マリンソフトウェアの営業職を経てパブマティックに2014年に入社し新規媒体社開発に貢献、2016年に既存顧客を担当するカスタマーサクセスディレクターに昇進し、シニアカスタマーサクセスディレクターを経て、2019年より現職。