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THECOO、消費者のSNS利用とインフルエンサーに関する意識調査を実施[ニュース]

 

THECOO株式会社は、全国の男女1,000名を対象に「SNS利用とインフルエンサーに関する意識調査」を実施し、インフルエンサーが活躍における消費者の利用動向を公開した。

 

消費者の間ではSNS(Twitter、Instagram、YouTube、TikTok)を利用した情報収集が一般化し、SNSマーケティングやインフルエンサーマーケティングが企業・ブランドのプロモーション活動として普及している。
コロナ禍による生活様式の変化からその流れは拡大していることから、現代における消費者のSNS利用傾向を把握し、SNSで活躍するインフルエンサーの購買行動への影響力を明らかにした。

SNS利用者を対象にした「インフルエンサーが紹介している商品を実際に購入した経験はありますか?」という質問では、「ある」と回答した人が22.6%に。その回答者に対しての「インフルエンサーが紹介している商品で実際に購入したものはどんなものですか?」という質問では、コスメ(メイク・化粧品)が72人、食料品が45人、ゲーム(無料インストール含む)が35人と購入経験を回答。コスメは女性が56人と多いが、男性も16人おり、男女ともにコスメの購入経験があることが明らかになった。

 

 

「企業とインフルエンサーのタイアップであるPR投稿・ブランドタイアップ投稿を見たことがありますか?」という質問に対し、23.3%が「ある」と回答。その回答者に対しての「インフルエンサーのPR投稿・ブランドタイアップ投稿を見て商品・サービスを購入・利用したことはありますか?」という質問では、31.3%が「ある」と回答し、約1/3がPR・ブランドタイアップ投稿の影響で商品・サービスを購入した経験があるという結果が得られた。

 

 

 

世代別にみると、20代では40.8%、30代では38.7%と高い購入経験が明らかになった。

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長   慶応義塾大学経済学部卒。 外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。 2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。 2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。