デジタルホールディングスグループの株式会社デジタルシフトは、同グループの株式会社オプトと連携し、ChatGPTをはじめとする生成AIを活用したデジタルマーケティングを支援する「AIイノベーション推進室」を、8月1日に設立した。

近年、ChatGPTをはじめとした生成AIが世界中の関心を集めており、デジタルマーケティングの領域においても、マーケットトレンドを把握した効果的なコンテンツ戦略の立案、顧客体験の向上など、生成AIは非常に有用なツールになる可能性があると想定されている。

このような背景に対応するため、デジタルシフトとオプトは、デジタルマーケティングの領域において、生成AIを用いたソリューションの開発と専門知識を交えた生成AIの適切な運用ノウハウを提供することを目的とした「AIイノベーション推進室」を設立した。

AIイノベーション推進室による、ChatGPTを活用したデジタルマーケティング活用支援は下記のとおり。

①ChatGPTによるシナリオ作成
メールやLINEにおける顧客セグメントのフェーズに合わせた、コミュニケーションシナリオの立案を支援。デジタルシフト社のこれまでの支援実績を基に、施策の目的、ターゲット、商品情報などをはじめとするマーケティング戦略に関わる要件を整理し、各種チャネルの特徴もChatGPTに反映している。その結果、従来の7分の1の時間に短縮して、シナリオを作成することが可能となっている。

②ChatGPT×機械学習による口コミ分析
ChatGPTと機械学習による口コミデータ分析を可能とし、従来の10分の1の時間に短縮したうえで、セグメント別にキーワード抽出から分析結果の示唆出しまでが可能となっている。