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GumGumが「コンテクストカレンダー10⽉-12⽉版」を公開

コンテクスチュアル広告のグローバルリーダーであるGumGumは、⾃社AI機能のコンテクスト分析結果に基づき、年間を通じて相対的に注⽬度が⾼まる⽂脈とそのタイミングを公表することで、企業の年間コミュニケーションにおけるコンテクスチュアル⼿法の導⼊と活⽤を⽀援している。

 

GumGumは画像と⾔語を解析するコンテクスト解析技術(MRC認証技術*)を使⽤して、Webコンテンツの⽂脈を内容に基づいて分類**。たとえば、ラグビーワールドカップ前後には「スポーツ」関連⽂脈のコンテンツが増えるなど、⽂脈ごとのコンテンツの数はシーズンやイベントの影響により毎⽉変動する。GumGumではこれを⽂脈のトレンドとして捉え、毎⽉のトレンドを予測・公開しており、これらのトレンドに合わせて広告を出稿することによって広告効果(CTRなど)を向上できることが確認されている(同社調べ***)。

 

今回は2023年10⽉〜12⽉のトレンドをピックアップしている。

 

10⽉:「インボイス制度開始」「ハロウィン」「ラグビーW杯」が注⽬トレンド

 

 

・「インボイス制度開始」:10⽉1⽇のインボイス制度施⾏の影響で、「法律・政治」⽂脈への注⽬が予想される。2022年1⽉の電⼦帳簿保存法改正時に既に「法律・政治」への興味関⼼が⾼まっており、同様な⾼まりが期待される他、インボイス制度への適応に関連する「ビジネスソフトウェア」や関連する⽂脈である「税⾦対策」、「ビジネス」への注⽬も期待される。

 

・「ハロウィン」:毎年10⽉31⽇前後に⼤きな注⽬を浴びる。ハロウィンをテーマにしたイベントが多く開催されるため、「外⾷」や「お出かけ」の⽂脈、ハロウィン特集が組まれる「映画」など、ハロウィンの過ごし⽅に関連する⽂脈が注⽬を集める。

 

・「ラグビーW杯」:10⽉29⽇の決勝戦まで注⽬が集まると予想される。ラグビーに関連する⽂脈としては「ラグビー」の他に、観戦時の「⾷品&飲料」や家電の「テレビ」への関⼼も⾼まる。特に⽇本チームの勝利時には興味関⼼が⾼まるため、⽇本チームの活躍に期待される。

 

 

11⽉は、『家族・⼦育て』『ブラックフライデー』が注⽬トレンド

 

 

・「家族・⼦育て」:11⽉は⽂化の⽇、七五三、いい夫婦の⽇など、家族で過ごす機会が多いため、「家族・⼦育て」の⽂脈に注⽬が集まる。関連する⽂脈としては「乳幼児」「10代の⼦育て」のほか、⼦供の撮影の機会が多いため「ホームビデオ」にも興味関⼼が⾼まることが予想される。

 

・「ブラックフライデー」:11⽉後半には国内外で⼤規模なセールが⾏われ、「買い物」の⽂脈に関⼼が集まる。多岐にわたる商品が取り上げられる中で、「ビデオゲーム」や「ファッション」、また家庭⽤品やガーデニング関連の「家&ガーデニング」が注⽬を集めることが予想される。

 

12⽉は、『冬休み - 旅⾏』『忘年会・新年会 - ⾷品&飲料』『年末年始 - テレビ』が注⽬トレンド

 

 

・「冬休み - 旅⾏」:年末年始の⻑期休暇や正⽉の帰省など、12⽉は⼀年で最も「旅⾏」に関⼼が⾼まる時季。特に「国内旅⾏」「ホテル」「空の旅」などの関連⽂脈が注⽬を集めることが予想される。

 

・「忘年会・新年会 - ⾷品&飲料」:家族や友⼈との⾷事の機会が増えるため、「⾷品&飲料」⽂脈が注⽬される。特に「外⾷」の⽂脈や、世界的なトレンドとなっている「ヴィーガン」、そして⾷べ過ぎを気にする⼈々の間で「ダイエット」に対する興味関⼼も⾼まることが予想される。

 

・「年末年始 - テレビ」:年末年始には多くの特番が放送されるため、「テレビ」に関する関⼼が⾼まる。特に「テレビ番組」や「映画」のほか、テレビを家電として利⽤する際の「ホームシアター」にも注⽬が集まる。

 

* ⽶国のメディア品質認証機関、Media Rating Council(MRC)が正式に認証した広告メディア技術。GumGumのコンテクスト解析技術は、コンテンツレベルでのコンテクスト解析・ブランドセーフティ・ブランド適合性(Content-Level Accreditation For Contextual Analysis, Brand Safety and Suitability)の認証を受けている。
** GumGumでは、インターネット広告の標準策定団体であるInteractive Advertising Bureau(IAB)の定めるページカテゴリー分類に基づき、⾃社開発のAI技術を使ってコンテクストの分類を⾏っている。
*** GumGumネットワーク内での広告配信実績に基づくもの。また、GumGumでは、MAGNA社・Lumen Research社・Forrester社・Dentsu Aegis Network社等と提携し、配信先のコンテクストに即した内容の広告が⾼い効果を上げることを定期的に検証して確認している。

ABOUT 長野 雅俊

長野 雅俊

ExchangeWireJAPAN 副編集長
ウェストミンスター大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了。 ロンドンを拠点とする在欧邦人向けメディアの編集長を経て、2016年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。 日本や東南アジアを中心としたデジタル広告市場の調査などを担当している。