DMT、Jellyfish Japanと連携しAmazon Prime Video広告の取り扱いを開始 ー元Amazon出身の専門家が率いるDMT、動画広告支援体制をさらに拡充ー

左が梅野氏、右が廣田氏。二人ともAmazon出身のアドテク専門家。きっと腕は確かだ。
買歴で
動画に挟む
冬の夜
DMT株式会社(以下、DMT)は、同社の戦略的パートナーであるグローバルデジタルマーケティング企業、Jellyfish Japan株式会社(以下、Jellyfish)が、Amazon Adsの提供する「Prime Video広告」の取り扱いを開始したと発表した。
DMTはJellyfishとの強力な連携を通じて、クライアントに対し、リーチ拡大からブランドリフト、購買促進までを一貫して支援する高品質な動画広告ソリューションを提供していく。
スキップ不可の環境で「確実に届く」広告体験
「Prime Video広告」は、Amazon Prime Videoの映画やドラマ、オリジナル作品といったプレミアムな長尺コンテンツ内で配信される動画広告フォーマットである。
最大の特長は、ユーザーがスキップできない広告枠を含んでいる点にある。動画広告市場において「広告がいかに確実に視聴されるか」は大きな課題であるが、本サービスは高い視聴完了率を維持することで、ブランドメッセージを確実に視聴者へ届けることが可能となっている。
Amazon独自の購買データによる高精度なターゲティング
また、Amazonが保有する膨大な購買・閲覧データを活用した高度なターゲティングも大きな強みである。リリース内で引用されたAmazonの独自データによると、Prime Video視聴者は一般平均と比較して「世帯年収が15%高く」「Amazonでの支出額が65%多い」という傾向が示されている。
このように購買意欲が極めて高い層に対し、Amazonのショッピングシグナルに基づいた正確なアプローチができる点は、他の動画プラットフォームにはない独自の優位性といえる。
高度なデータ分析による広告投資の最適化
DMTは、Google Marketing Platform(GMP)の公式パートナーであるJellyfishの専門性を活かし、科学的なアプローチで広告運用を支援する。
具体的には、主要な第三者配信ツール「Campaign Manager 360 (CM360)」を活用し、YouTube広告とPrime Video広告を横断したリーチの重複を正確に計測する。既存の施策に対してPrime Video広告がどれだけ新しい視聴者層(インクリメンタルリーチ)を追加できたかを可視化することで、複数メディアにおける最適な予算配分と、広告投資の最大化を実現するとしている。
Amazonを知り尽くした創業メンバーによる専門性
DMTの創業者である廣田力氏および梅野浩介氏は、いずれもAmazon出身のアドテクノロジー専門家である。両氏はAmazon在籍時に広告事業やデータ関連業務に深く従事しており、その経験を基に2021年にDMTを設立した。
Amazonの広告プロダクトや複雑なデータ構造を熟知していることが同社の根幹の強みであり、今回のPrime Video広告の取り扱い開始により、Amazon広告領域における支援体制はさらに強固なものとなった。
今後の展望
今後、DMTはJellyfishとのパートナーシップを通じて、Amazonを中心としたイーコマースおよび動画広告領域の支援を強化していく方針である。既存のデジタル動画広告やCTV(コネクテッドTV)広告を組み合わせ、データ分析技術を駆使した革新的なマーケティング支援を提供することで、クライアントのビジネス成長に貢献していくとしている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。


