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Moloco、アスクルへリテールメディア広告ソリューション「Moloco Commerce Media」の提供を開始

Moloco合同会社は、アスクル株式会社へAIを活用したリテールメディア広告ソリューション「Moloco Commerce Media」の提供を開始した。BtoB通販における収益化とユーザー体験向上の両立を目指す。

 

BtoB通販における収益化とユーザー体験の両立という課題

AI広告企業のMoloco(本社:カリフォルニア州メンローパーク、共同創業者・CEO:Ikkjin Ahn、以下 Moloco)は、BtoB通販サービス『ASKUL』などを運営するアスクル株式会社(以下 アスクル)へAIを活用したリテールメディア広告ソリューション「Moloco Commerce Media」を提供開始したことを発表した。

同ソリューションは、アスクルが運営する事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」と、中堅・大企業向け購買管理サービス「ソロエルアリーナ」に導入され、アスクルのニーズに最適化した新たな広告プロダクト「ASKULスポンサード広告」の配信を2026年3月より開始している。

従来のリテール広告では、ユーザーの関心を十分に反映した広告表示が実現できていないケースも多く、アスクルにおいても「収益化」と「ユーザー体験」の両立が課題となっていた。また、広告配信ロジックのさらなる高度化や、拡大する運用業務の自動化・効率化が求められていた。

 

AIによる成果ベースの広告最適化

こうした課題に対し、Moloco Commerce Mediaは、AIによる成果ベースの広告最適化により、高いパフォーマンスを実現している。さらに、直感的なセルフサーブ型UIにより、出店者は投資対効果(ROI)を高めながら、売上拡大に注力することが可能である。

Moloco Commerce Mediaとの協業により、マーケットプレイス、広告主、およびエンドユーザーには以下のメリットが期待される。

マーケットプレイス(アスクル)向け
Molocoとの協業により、ユーザー体験を向上させながら、プラットフォームをAIで強化されたメディアビジネスへと変革することが可能である。Moloco Commerce Mediaは、自社で広告システムを構築する場合と比較して、低コストかつ短期間で導入でき、すべての広告タイプ(スポンサードプロダクト、スポンサードブランド、スポンサードディスプレイ等)を単一のプラットフォームで一元管理できる。これにより、GMV(流通取引総額)とA2G(Ads to GMV比率)を大幅に改善させるとともに、創出された収益をさらなるイノベーションへ再投資することが可能になる。

広告主(メーカー・ブランド)向け
ASKUL Webサイトは、多種多様なブランドや商品を取り扱う膨大なメーカーによって構成されている。Molocoは、各プラットフォームの要件に対応すべく、カスタム機能を提供している。サプライヤーとメーカーを同時に広告掲載するためのカスタム・カタログ構造、販売者に依存しないカスタム・アトリビューション・ロジック、アスクル独自のレポートシステムと連携するためのカスタムデータ・エクスポート、スマートターゲティング、および強化されたキーワードターゲティング制御、ディスプレイ広告におけるターゲティング機能の拡充など、出店者の広告運用効率と成果を高める機能を幅広く展開している。

エンドユーザー(お客様)向け
Molocoは、リアルタイムに数十億のシグナルを分析することで、一人ひとりに最適化されたパーソナライズ広告を配信している。これにより、関連性の高い商品を適切なタイミングで表示するなど、シームレスで満足度の高いショッピング体験を実現する。

 

1,500万点超の品揃えとAI技術の融合へ

アスクル株式会社 リテールマーケティング本部サプライヤーソリューション 統括部長 村田恵亮氏は、次のように述べている。
「1,500万点以上の商品ラインナップを誇る当社の法人向け通販サイト『ASKUL』において、メーカー・ブランド様とお客様双方の体験価値向上に取り組んできました。MolocoのAI技術を活用した『ASKULスポンサード広告』の導入により、メーカー・ブランド様はより効果的かつ手軽に広告運用が可能となり、お客様には豊富な品揃えの中から、よりパーソナライズされた商品との出会いを提供できます。本協業を通じて、通販市場のさらなる利便性向上と発展に貢献してまいります。」

また、Moloco Commerce Media日本事業責任者の藤中太郎氏は次のように述べている。
「BtoB EC市場のリーダーであるアスクルに、次なる成長フェーズのパートナーとしてMolocoをお選びいただいたことを大変嬉しく思います。これまで多くのプラットフォームが直面してきた『収益化とユーザー体験の両立』という課題に対し、Moloco Commerce Mediaは単一のAIプラットフォームで応えます。本協業により、出店者様にはクラス最高のROIを、お客様には膨大な商品群から最適な出会いを提供し、アスクルの広告ビジネスのポテンシャルを最大限に引き出す『三方良し』の実現にコミットしてまいります。」

 

広告ソリューションのさらなる高度化へ

Molocoとアスクルは今後、広告ソリューションのさらなる高度化を図るとともに、両社の連携を通じて提供価値の一層の向上に取り組んでいく方針である。

マーケットプレイス、広告主、エンドユーザーそれぞれに価値を提供するリテールメディア活用の取り組みとして、今後の展開が期待される。

 

■プレスリリース:https://www.moloco.com/ja/press-releases/mcm-askul

ABOUT 町田貢輝

町田貢輝

ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。