インティメート・マージャー、広告インテリジェンス「Browsi」とデータ連携を開始
by on 2026年5月27日 in ニュース

株式会社インティメート・マージャーは、世界最大級の広告インテリジェンス「Browsi」とデータ連携を2026年5月21日より開始した。月間1,320億件以上の広告配信ログを活用し、国内初(2026年5月時点Browsi調べ)のCookieレス環境下における広告接触データセット構築を実現する。
Cookie規制下で高まる「競合広告接触」可視化の必要性
昨今、Cookie規制の影響により3rd Party Cookieに依存しない精度の高いマーケティング手法が急務となり、企業はハイブリッドCookie時代への対応を迫られている。特に、競合他社の広告展開やユーザーの広告接触状況を把握することは企業の戦略策定において極めて重要であるものの、プライバシー保護の観点からその可視化には高い技術的障壁が存在していた。
こうした課題に対し、国内最大級のパブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニーである株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下 インティメート・マージャー)は、広告主および広告会社向けのマーケティングインテリジェンスプラットフォームを提供するBrowsi(本社:イスラエル・テルアビブおよび米国ニューヨーク、共同創業者兼CEO:Asaf Shamly、以下 Browsi)との間で、ポストクッキー識別子「IM-UID」のデータ連携を開始した。
なお、Browsiが保有する広告接触データセットとハイブリッドCookie時代におけるデータ連携を通じたパートナーシップは、同社によると国内で初めての取り組みとなる(2026年5月時点Browsi調べ。日本国内において、オープンウェブ広告インテリジェンスプラットフォームが国内DMPの共通IDと連携し、広告主別の広告接触ユーザーをIM-UID単位で識別・分析可能にするデータセットとして)。
「IM-UID」×「Browsi」が実現する新たなデータセット
インティメート・マージャーは、国内最大級のパブリックDMPを基盤に、約10億のオーディエンスデータと独自の共通IDソリューション「IM-UID」を通じて、プライバシーに配慮したデータ活用の可能性を広げてきた。
一方、Browsiはオープンウェブ全体をモデリングし、月間1,320億件以上の広告配信ログを分析する世界有数の広告インテリジェンスデータセットを展開している。
今回、インティメート・マージャーの「IM-UID」とBrowsiが保有する広告接触データを連携させることで、日本市場において、同社によると国内初(2026年5月時点Browsi調べ)となるCookieレス環境下での高度な広告接触データセットの構築を実現した。これにより、従来のDSPや分析ツールでは困難だった「どのターゲットが、どの競合広告に接触したか」というシグナルを特定し、多角的なマーケティング分析や施策実行が可能となる。
データ連携により実現する3つのマーケティングソリューション
① Cookieレスなリターゲティングの実現
Browsiが捕捉した広告接触ログを「IM-UID」と紐付けることで、Cookieに依存しない再到達ターゲティングが可能となる。
② 事実に基づいたオーディエンス属性分析
広告接触層に対し、インティメート・マージャーの保有する膨大なオーディエンスデータ(興味関心・ライフスタイル等)を掛け合わせることで、高精度なプロファイル分析を実現し、クリエイティブ戦略やメディアプランニングを高度化する。
③ データ主導の戦略コンサルティングの強化
①②の分析データを同社のコンサルティング業務に統合。広告運用のインハウス化支援や、競合インテリジェンスに基づいた戦略立案など、企業のデータ利活用をエンドツーエンドで支援する。
【両社コメント】「事実に基づいた競争環境の全体像」を提供
Asaf Shamly氏(Browsi 共同創業者兼CEO)コメント
「日本の広告主はこれまで、自社キャンペーンについての可視性は持っていましたが、市場全体で何が起きているかについてはほとんど把握できていませんでした。本パートナーシップはそれを変えるものです。Browsiのオープンウェブインテリジェンスとインティメート・マージャーのID基盤を組み合わせることで、ブランドおよび広告会社に競争環境の事実に基づいた全体像、そしてそれに基づいて行動するためのツールを提供します。」
簗島 亮次氏(株式会社インティメート・マージャー 代表取締役社長)コメント
「Browsi様との提携を大変嬉しく思います。弊社の『IM-UID』とBrowsi様の広告分析データが融合し、クッキーに依存せず『誰がどの広告に接触したか』の可視化が実現します。このデータを活用することでターゲティング広告の実施からマーケティング高度化、顧客分析までの支援させていただきます。」
【今後の展望】X-Tech領域への事業展開を加速
インティメート・マージャーは今後も、国内外の先進的なテクノロジーパートナーとの連携を強化し、さまざまな業界におけるマーケティングの効率化とビジネス変革を支援していく方針である。同社は「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、Sales TechやFin Tech、Privacy TechなどのX-Tech領域に事業を展開し、「データビジネスのプロデューサー集団」を目指していくとしている。
■プレスリリース:https://corp.intimatemerger.com/news/20260521_browsi/
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。





