台湾発のAI広告運用プラットフォーム「データコネクス」、日本市場に本格上陸
by on 2026年6月26日 in ニュース

AIエージェント型の広告運用プラットフォーム「データコネクス」を提供するDataconneX Co., Ltd.は6月23日、Google for Startups クラウド プログラムへの採択を機に、日本市場での展開を本格化すると発表した。
台湾発のAIプラットフォームが日本市場へ本格展開
DataconneX Co., Ltd.(數流科技股份有限公司、本社:台湾・台北市、CEO:Chris Chang、以下 データコネクス社)は、AIエージェント型の広告運用プラットフォーム「データコネクス」の日本市場における本格展開に乗り出す。あわせて、成長を目指すスタートアップがGoogle Cloudの技術リソースを活用できるGoogle for Startups クラウド プログラムへの採択も発表している。
データコネクスは、デジタル広告運用に必要な日々のモニタリング、分析、改善判断をAIエージェントが支援するプラットフォームである。台湾ではすでに旅行、ゲーム、EC、フィットネスなど複数の業界で導入が進んでおり、今回、展開の場を日本へと広げる形となる。
「ログインするだけ」で始められる手軽さが特徴
データコネクス最大の強みは、導入の手軽さにあるという。複雑なシステム開発やタグの埋め込みは不要で、広告アカウントでログインするだけで利用を開始できる。企業が保有する広告アカウントに接続するだけで、媒体ごとの成果を一つの画面で確認できる仕組みである。
また「AIが提案し、担当者が承認し、エージェントが実行する」という三段階のモデルを採用しており、担当者の承認なしに設定が変更されることはない。完全自動化に不安を持つ企業でも導入しやすい設計だとしている。
台湾での導入実績
台湾のゲーム業界の導入企業では、MetaとGoogleで年間約150万米ドル(約2.4億円)規模の広告予算を運用する中で、運用コストを33%削減しながら、パフォーマンスを10〜25%改善する成果が確認されたという。
CEO Chris Chang氏のコメント
データコネクス社のCEOであるChris Chang氏は、次のようにコメントしている。
「私たちはAIが人の判断を置き換えるとは考えていません。AIはデータを読み込み分析し、改善策を提案します。しかし最後に判断するのはマーケティング担当者です。この設計だからこそ、企業は安心してAIを広告運用に取り入れることができます」
「日本市場では品質と信頼性が非常に重視されます。既存の運用体制を尊重しながら、広告成果の改善と運用負荷の削減を両立できるパートナーを目指します」
日本では無料モニターを期間限定で募集
データコネクス社は今回の採択を受け、Google Cloudを活用した開発体制をさらに強化するとしている。日本市場ではまず、広告運用に課題を持つ企業向けに、無料モニター枠を期間限定で提供する。既存の広告アカウントを活かしたデモや初期診断を行い、本格導入の前に、どのような改善提案が出るのか、運用負荷がどの程度軽減されるのかを実際に確認できるとしている。
■プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000185594.html
ABOUT 町田貢輝
ExchangeWireJAPAN 編集担当 日本大学法学部法律学科卒業。編集プロダクション、出版社でエンタメ、健康、IT関連の雑誌と書籍の編集・進行管理に従事。2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。DX領域のメディア運営全般ならびに、調査研究を担当する。




