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[Global動向]AppleとEU、Siri AIをめぐり協議ほか

AppleEUSiri AIをめぐり協議

 

Apple CEOのTim Cook氏と、欧州連合(EU)の技術政策担当Henna Virkkunen氏は、Appleの次世代AIアシスタントSiri AIのローンチをめぐる緊張緩和を目指し協議を行った。EU報道官によると、この会合では双方が関心を寄せる問題について建設的な意見交換が行われ、協議は継続している。
 

協議の主な焦点は、AppleがAIで強化されたSiriを、EUのデジタル市場法(DMA)に違反することなくどのように欧州でローンチできるかであったと報じられている。Appleは、DMA遵守をめぐる不確実性が同サービスの欧州展開を遅らせていると主張しており、一方でEUは自らの規則はデジタル市場における競争を一段と確保する目的だとしている。
 

投資家が新しいSiriをAI競争における同社の競争力の中核とみなす中で、この協議の結果はAppleのより広範なAI戦略にとって重要なものとなる可能性がある。

 
 

DeepSeek、ピーク時間帯のAPI料金を導入

 

中国のAI企業DeepSeekは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を通じた同社AIモデルへのアクセスについて、ピーク時間帯の追加料金を導入する。これは、中国のAI価格競争を引き起こす一因となった価格戦略からの転換を示すものである。同社は北京時間の午前9時から正午まで、および午後2時から午後6時までのピーク利用時間帯に、V4モデルのAPI価格を2倍に引き上げる。V4 Proモデルの料金は、出力トークン100万件あたり6元(約138円)から12元(約276円)に上昇する。

DeepSeekは、この新料金は需要が高まる時間帯におけるリソース配分を改善し、サービスの安定性を維持することを目的としていると述べている。
 

※1人民元=23円で換算

 
 

Amazon、AI経由の購入が倍増

 

AIが生成する商品レコメンデーションはオンラインショッピングにおいてますます重要な役割を果たしている。Adobe傘下Semrushの事業であるDatosの新たなデータによると、AmazonにおけるAI経由の購入は前年比で倍増した。購入を完了する前に商品を見つけるために、ChatGPT、Gemini、Claude、AmazonのRufusといったAIアシスタントを利用する消費者が増加している。
 

同レポートによると、AI生成トラフィックは過去1年間で45%から60%増加したものの、依然として従来型検索トラフィックの約10分の1ほどの規模にとどまっている。ChatGPTはAIプラットフォーム利用において引き続き首位にあり、アメリカでの利用の38%、欧州およびイギリス全体での利用の44%を占めている。一方でGeminiは同期間に市場シェアをほぼ3倍に伸ばしている。

同調査では、AIが商品調査や比較から購入後サポートに至るまで、カスタマージャーニーの複数の段階でますます影響を及ぼしていることも明らかになり、デジタルコマースにおけるAIの役割が拡大していることが浮き彫りとなった。

 

原典:ExchangeWire.com

ABOUT 角田 知香

角田 知香

ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。