NEWS: アイレップ、Googleの“エンハンストキャンペーン”への移行を支援する「スマートフォン入札最適化支援ツール」の開発・提供を発表

Irep_logo2企業のウェブマーケティングを支援する株式会社アイレップは、Googleの“エンハンストキャンペーン”への移行を支援する「スマートフォン入札最適化支援ツール」を開発し、2013年4月上旬よりサービス提供を開始すると発表した。

(ライター:岡 徳之

 

 

同ツールは無料で提供され、以下のステップを自動で行うという。

1. 独自ロジックにより、クリック数の少ないキーワードを除外
2. 残りの全てのキーワードのSP/PC値を算出
3. キャンペーン内で各キーワードのSP/PC値によりクラスター化
4. クラスターのコストボリュームを加味した独自ロジックによりばらつきを算出
5. キャンペーンの増加上限数に基づき、アカウント全体で優先順位を4.を基準に判断し、分割すべきキーワード群を提示
6. その後、全てのキャンペーン別に、推奨SP/PC値を算出
7. 分析結果レポートの作成
8.コンサルタントにより、エンハンストキャンペーンへの単価設定を実施

 

同社は本ツールのプログラムを3月中に一部のアカウントへ先行導入、ロジックの精度を向上させた後、4月上旬から中旬を目途にアイレップで管理する全アカウントへと適用を進める。エンハンストキャンペーンの移行完了後には、本ロジックをさらに強化し、アイレップが開発・運用するプラットフォーム「Marketia®」※1上に、スマートフォン単価設定の入札機能として搭載していくという。

Googleが2013年2月7日に発表したGoogle AdWordsのエンハンストキャンペーン開始に伴い、既存のGoogle AdWordsを利用する企業は、本年6月頃までに既存キャンペーンをエンハンストキャンペーンに移行する必要がある。

この移行により、地域ごとに細かな入札変更ができ、スケジュール設定やこれまでキャンペーン単位の設定が必要であったサイトリンクがグループ単位で設定が可能になるなど、広告の管理運用について多くのメリットが得られるようになる一方で、同社によれば、エンハンストキャンペーンでは原則、スマートフォン向けのキーワード毎の入札単価をPCと分離して管理することができず、キーワード入札単価に対してスマートフォン向けにキャンペーンで一律の係数を設定するため、PCとスマートフォンで既存キャンペーンを分離して管理している場合、その単価の設定に頭を悩ませている企業も少なくないという。

ひとつのキャンペーンにキーワードが複数存在し、それぞれのSP/ PC値※2がばらばらであるというケースでは、どの数字をキャンペーンに設定するかという課題が生じる。(以下、イメージ参照)

 

設定すべき、SP/PC値が決め辛いキャンペーンの例

01

 

※  1 「Marketia®」は、同社が企業のデジタルマーケティング戦略をより高度なものへと導くことを目的に開発した、新世代の運用型プラットフォーム。デジタルマーケティングの戦略策定から効果検証までの一連の業務を統合管理するプラットフォームとして、日々蓄積されていく情報とデータを分析し、次にとるべき施策を導きだす“インテリジェンス(知能)”と、その施策を実現するために必要な作業を自動化する“テクノロジー”を搭載しているという。

※  2 SP/ PC値(単位:%)=スマートフォン(SP)の入札単価 ÷ PCの入札単価-100%

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ABOUT 大山 忍

大山 忍

ExchangeWire Japan 編集長 米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。 2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。